NISA改正で親がすべきこと
2022年12月12日のNISA改正案が発表され、NISAを行っている人は湧き立ったのではないでしょうか。
僕と一緒に投資を開始した同僚も枠を使い切れないと嬉しい悲鳴をあげています。
僕もこの改正が実現する事を強く望みますが、個人的なポイントは枠の増額ではなく、期限が撤廃されたことと、売却したら再投資出来る点です。
自分たち現役世代は何とかやりくりすれば良いですが、大事なのは息子達の将来です。
息子達がidecoと合わせてNISAを若いうちから少額でも開始しておけば、散財しない限り老後の心配は無くなります。
枕詞として脅される元本保証は無いという言葉に恐れて昔は投資に踏み出せなかったのですが、始めてみるとすぐに使わないお金は証券に預けても貯金してる時と感覚的に変わらないというのが実感出来ました。
その為、短期で見れば資産の変動はあれ、複利の効果で徐々に資産を増やせる可能性の高い投資信託などへ早いうちからお金を回し、現金と分けて管理出来るようになるのは浪費抑制にもなりとても賢い戦略だと思います😊
また、再投資が可能となったことで若いうちは全米株式に投資をして、引退近くになったら全米株式を売却し、全世界株式や8資産均等型への再投資に回して株価変動に一喜一憂せずとも良くなるなどの応用が利くようになります。
その為、色々な手法がこれまでよりも気軽に行えるようになったので、一回投資先を決めたらお終いではなく、アンテナを張って情報を拾いに行くことが大切です。
今回の改正でNISAによる資産形成は益々重要になると信じています。
一方でNISAを活用できずに格差が広がることも懸念しています。
N金融知識や経験を子供に伝えておいてその子がNISAを始める場合と、独学で一から始めるとでは大きな差が生まれます。
だからこそ、少額でも良いので子供は居るがNISAを始めていない人は今すぐ開始すべきです。
僕は投資の勉強を始めた事でにわか知識を得ました。
それだけでも今までボンヤリと眺めていたワールドビジネスサテライトをより理解できるようになりましたし、株式に興味を持って勉強したり、僅かながらもETFで分配金を得ることも出来ています。
金融知識を学校で教える取り組みも進んでいるとニュースで取り上げられていましたが、身近な人が実践して経験をダイレクトに伝える方が臨場感を持って子供へ必要性やポイントを説くことができます。
プロに任せられるのが投資信託やETFの良いところだと思うので、知識が足りないからと恐れすぎずに子供達のために二の足を踏んでいる人は一歩踏み出して欲しいと思います。
色んな家庭で今日の株式は〜とか、どこぞの国が利上げした〜、みたいな会話がなされるようになったら日本は一皮剥けるかもしれません。
息子達に僕の知識や経験を伝えられるようにありたいと思います。
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