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もし人生が1周だけじゃないのなら

ブラッシュアップライフ

最近、ドラマ『ブラッシュアップライフ』が話題になりました。どんなドラマだったかというと「平凡な女性が平凡な人生をもう一度“赤ちゃんから”やり直す…タイムリープ・ヒューマン・コメディー」(公式より)で、主演は安藤サクラさん、脚本がバカリズムさん。
人生を最初からやり直すという設定が面白く、やり直すのも5周目、6周目って気が遠くなるようなやり直しをしていました。

やり直せるものならやり直したい


時々、人生やり直せるなら何歳の自分に戻ろうかなと考えます。人生をざーっと全部振り返って、あの頃はよかったのにな、とか、あの時もっとこうしておけばな、とか考えていつに戻ろうかな、と。

10年以内なら好きなところに戻してやる、と言われたら6年前に。20年以内ならどこへでも戻っていいと言われたらやっぱり6年前に。30年以内ならどこへ戻ってもいいと言われたら、それでもやっぱり6年前に。社会人になってからの人生は案外いい人生だったので6年前に戻してもらえたら十分。

制限なしで、どこへ戻ってもいいけどどうする?と神様などに問われたら、小学4年生に戻ることを選ぼうと思います。

かしこすぎない方がいいと言われたが


私は就職氷河期世代で、高校の頃は女子は4年制大学へ行かなくてもいい、短大でもいいくらいの雰囲気が若干残っていました。私は父親に女の子はかしこすぎない方がいい、結婚できなくなる、と言われてMARCHに進みました。

氷河期ではあったものの就職はうまくいき、その後の転職も良い企業に入ることができ、学閥で苦しむこともなく伸び伸び働いたので、社会人生活をやり直したいかというとそうでもない。

ただ自分の中で学歴が気に入らない。
父親に「女の子がかしこすぎる大学に行くと結婚できない」と言われてMARCHにしたものの、本当にそうだったの?

自分より学歴が上の女性を嫌がる男性

父親の言うことも一理あって、「へー、MARCHなんだ」と安心した顔で接してくる男性はまあまあいました。しかし私はその種の男性に「自分より下だと認識できる女性に大きく出たい」系の言動をどこかに感じることもしばしばあって、違う違う、と猛烈な違和感を覚えました。

しかも大抵そういう言動を取ってくるのはMARCHレベルと変わらない学歴の人。こういう人に「結婚してもらう」ために「賢すぎない大学がいいぞ」と父親は思ったのか?こう言う人に「結婚してもらう」くらいなら独身の方が幸せだわ!

2周目小学4年生からのプラン


と言うわけで、もし人生2周目が許されるなら、小学4年生の2月に「中学受験したい。させて。塾に行かせて」とお願いするつもりです。
幸い小学生時代の成績は学年で2位をキープしていたから(1位は男子のイワオ君)、「塾も私立中学も無理、そんなお金ない」と親には言われるだろうけど、「御三家へ合格してみせる。そして東京大学を目指す。大学はお金がかからない国立を選択するから。私立中だけじゃなくて国立の附属中も受験するから。とにかく中高一貫へ行かせて」と。
公立中から都立高で大学受験だと高校受験してあっという間に大学受験になるからできれば中高一貫に行っておきたいところ。
人生2周目だから親に「賢い女の子は云々・・・」と言われてもめげずに説得する。「賢い女の子を敬遠するような男の子に興味はない」と言ってみせる。

人生1周目でできることを


死後の世界のことはわからないけど、人生2周目が用意されることってきっとない。時代だったんだ仕方ないで片付けられない問題や、親の意図が反映された道に進んで後悔してしまったのなら、今の人生で自分でなんとかするしかない。
私の場合は、そうだ、気が済むまで受験しよう。

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