日本人は「やめる練習」がたりてない

多くの人は「辞める練習」が足りてない。
自分の意思で転校したり、部活辞めたりした経験がない。
「自分で辞めるとどーなるか」って経験してないから、会社だってそりゃ辞めるの怖いよね。
マレーシア人は「学校が合わないな」と転校する。
それが小さい頃の「辞めて結果を引き受ける練習」になるんだな。

(中略)

習い事も色々やってみて、いろいろ辞めてみる。
辞めるときの寂しい思いや、人間関係がなくなることや、いろんなこと体験できる。
辞めた空白に新しいコトが入ってくることもわかる。
こうやって人生を「選択する」練習をしてかないと、大人になってからだとちょっと怖くなっちゃうんだよね。

野本響子著 日本人は「やめる練習」がたりてない 

日本人は「やめる練習」がたりてない (集英社新書)
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 Voicyパーソナリティーのもきょう こと 野本響子さんの著書

海外からみた日本の教育、不登校の問題などをVoicyでお話されていて
とても興味深くはまって聴いています

日本の教育や日本的な価値観を否定するのではなく
もし合わないと感じるなら他の選択肢もあるよと紹介してくれています

私自身も子どもも日本の教育が合った
というより日本の教育システムになんとか合わせて育ってこれました

それはそれで日本で生きる上で利点はいっぱいあるけれど
その反面なにかとてつもなく大事なものを失った気がします

それは自分はどうしたいかと決める力

まさに自分軸

だって自分軸を発揮したらつまらない授業を何時間も座って
意味を感じられない宿題をやってられないですよね

私は子どもと一緒に部屋の断捨離をするとき
「要・適・快」で選んでと言ったけど

本当にその基準で選んだら子どもは
「すべて教科書いらない」って言うだろうなぁ

それを言われたらどうしようとちょっとドキドキしていたことがあります(言わなかったけどね)


子どもには自分軸を発揮して生き生きと生きて欲しいけど
実際自分軸を発揮されたら対応できるかな

野本さんは
「私たちはみな自分が受けた教育に呪われている」と表現していますが

染みついた価値観を手放すのは簡単ではないです


日本の価値観も教育システムも問題はあると思うけど
同じように
今すぐ変われないでしょう

だけど、だからこそ。

断捨離で自分の身の回りから「選択決断」をモノでトレーニング

「やめる練習」で自分軸を磨いて

環境を調えて

自分がごきげんになって行くこと

「断捨離」の開発者は日本人で日本で育ったやましたひでこさん

だから文化や哲学もとてもなじみのある要素がたくさんあります

とても日本人あった自分軸の鍛え方だと強く思うのです

やっぱり「断捨離」ってすごいよね
っていつものオチ(笑)




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