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「仕事以外何もしていない」という虚無感の正体

noteを書くのがすごく久しぶりになってしまった。
といっても、特に自分に定期的な更新を課しているわけではなく、
気分が乗ったら書こう、という気持ちでやっているので、まあいいか。

最近、気づいたら仕事以外何もしていないなと思った。
いや、特に残業を長時間しているわけではないし、遅くとも18時半には家に着いている。
その後、就寝までの間に家事をしたり、youtube見たり、時々銭湯に行ったり、色々なことをやっている。
なのに、「仕事以外何もしていないな」という虚無感に襲われる。

なぜだろう?

もしかすると、主体的な活動が一つもないからなのかもしれないなと思った。
仕事と家事は、日々自動的に発生するタスクなので、こなさなければ現在の生活を維持できない。
youtubeは、自分が能動的に「見たい!」と思ってみているというよりは、
心と体を停止させたいときに垂れ流しているという感じ。

仕事は楽しいし、やりがいもある。
中でも授業づくりをしている時間が一番好きで、自分の創造性を存分に発揮できている気がする。
でも、受動的な側面はかなり大きい。
学校はスケジュールがきっちり決まっている場所なので、教員も生徒もそれに合わせて動かなければいけない。
授業づくりも、自由気ままなペースでできるわけではない。
さらに、カリキュラム的な縛りもあるので、ある枠組みの中でアイデアを形にしていく必要がある。
(枠組みがあることで逆に考えやすくもなっているのだが)

平日の朝と夜は、身支度や家事などのタスクで時間の大部分が失われる。
しかも私は、8~9時間寝ないと仕事にならない体質だ。
そのため、平日の夜に色々な活動を詰め込むわけにもいかず、やることが終わったらさっさと寝る生活である。

本当はもっと、主体的な何か、内的なモチベーションに基づく何かを
生活のなかにもっと取り入れるべきなのだろう。

大学院生の時は、もっと時間にも気力にも余裕があって、
空いた時間でピアノを弾いたり、興味のある本を読んだり、ジムに行ったり、散歩したりしていた。

社会人になってからは、そのどれもが手につかなくなっている。
受動的にこなすタスクに追われているうちに、一日のエネルギーを使い果たしてしまうのだと思う。
「自分のやりたいことをしよう!」という気力がわかない。
で、結局youtubeを垂れ流しながら寝て終わる。

そもそも、今まで好きだった活動に対して、自然なモチベーションが湧きにくくなっている。
何かにわくわくするのにも、エネルギーが必要なのかもしれない。

地味な疲労感に包まれた毎日から抜け出して、
わくわくする自分の時間を取り戻したい。

一日10分でいいから、電子ピアノに触ったり、
面白い本を読む時間を取ることから始めてみようと思う。

(何かいい方法がある方がいたら、ぜひ教えてほしいです。)

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