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〈山陽・北陸乗車記2022年冬with青春18きっぷ+α(その51)〉
「三原名物 かもめの水兵さん
(ヤッサ饅頭本舗)」
みなさん、どうもご無沙汰しております。
この度もご覧いただきありがとうございます。
前回の投稿にて、三原駅から227系の普通列車五日市行きに乗車し、広島駅まで到着しました。今回の投稿ではその道中のおやつとしていただきました、三原らしいとあるお菓子を紹介します。
どうぞ、最後までご覧くださいませ。
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相生駅から長らく乗って来た113系の普通列車を三原駅にて下車し、三原駅から次の列車(227系)に乗り込んだわけですが、十数分ほど三原駅での待ち時間があったため一旦、三原駅を出て駅構内のコンビニまで買い出しに行くこととしました。
三原駅構内のコンビニ(セブンイレブン)には、三原名物がこれでもかと並べられています。
三原はタコの街でもあり、瀬戸内の港町でもあるため、それに関連したお土産が数多く売られていました。どれも酒のつまみになりそうな物ばかりで目移りしてしまいましたが、ここは我慢がまん。数時間前に西明石駅で駅弁を購入しており、のちに駅弁を食べることを考えると、ここでいくつか三原のタコ関連の酒のつまみを購入しても、道中で食べない可能性を感じたためです。
とはいえ、これから先の道中のことを考えると、ここは貴重な物資補給ポイントだったため、酒のつまみまでとは言わずとも、小腹満たしになるものは買わねばと、店内を見て回ります。
その際、今回紹介する三原名物の「かもめの水兵さん」とやらを見つけたというわけです。
こちらを見つめるかもめの凛々しい瞳、食欲をそそる「クリームチーズ」の文字、どこをとっても雰囲気良さげな商品を見つけてしまいました。
よし、これにしよう。
即決しました。
可愛らしく敬礼をする、かもめの水兵さんを片手に引き連れコンビニのレジまで連れて行き、いざ購入。
かもめの水兵さんが、僕の心強い味方となった瞬間です。(誇張表現です)
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「かもめの水兵さん」
そんな茶番はさておき、次に乗る列車の発車時間が迫って来たため、再び入構して三原駅のホームに戻ります。
駅のホームに上り、その後ゆったりと227系が入線してきました。
そして列車の停車後、客用ドアが開き、列車に吸い込まれるように私は乗車しました。
座席に座り、いざおやつタイムとします。
前置きが長くなりましたが、ここからこの商品の紹介とさせていただきます。この「かもめの水兵さん」とやらお菓子は、三原市内のヤッサ饅頭本舗という菓子店が製造した三原のイチオシ銘菓です。
「かもめの水兵さん」といえば、みなさんご存知の童謡のことです。この童謡は古くは戦前・戦時中から歌われてきた名曲の一つでもあり、この童謡の作曲者さんがなんでも、三原の出身とのことで、ここ三原に縁のある一曲となっています。
三原駅では、そんな三原と縁の深い名曲「かもめの水兵さん」に敬意を持ち、在来線の発車メロディーとしてこの曲を採用しています。
(三原駅ではフルメロディーで流してくれます。)
こちらはそんな名曲、かもめの水兵さんにちなんだ商品となっています。
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それではいただくこととしましょうか。
封を開けると中から漂うアーモンド臭…
ペロッ、これはっ!?
…もちろんアーモンドブッセです。
このブッセですが触り心地はとてもふわふわしており、食感も良さそうな感じです。
試しに一口、パクッと頬張って食べてみます。
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ぎっしり詰まっている
ふわっ、…ふわっふわっ!
ものすんごく、ふわっふわです。
おいしい…、美味しい!
ブッセの中にはこれでもかと言わんばかりに、クリームチーズがぎっしり詰まっています。
ブッセの素材の甘みとクリームチーズの濃厚な酸味がかなりマッチしています!
また、ブッセ特有のなんともいえないしっとり感に、クリームチーズのねっとり感が合わさって舌触りもバッチリです!
思いつきそうで思いつかない、痒いところに手が届いたようなブッセとクリームチーズの組み合わせが最高にいいんですよ。
(世界中にチーズは数あれど、そんな数あるチーズのなかでクリームチーズを選び、アーモンド風味のブッセに挟んじゃうなんてなかなか思いつきません。)
クリームチーズはほんのりと酸味が効いていますが、酸味よりも甘味のほうが強いため、乳製品が苦手な方でも食べやすくなっています。
ここでまたまた、「もういっこ買っておけばよかった悪魔」が脳内を悪戯します。
このおいしさを一言でたとえると、「ぐぅ旨(ぐうの音が出ないほどの旨さ)」です。
ぐぅ〜、美味しい!
旅を長らくしていると、時たま、これは買わなければよかったと後悔することがありますが、今回の旅で出会った食べ物は全て美味しいものでした。
脳内に物欲と食欲の悪魔が駆け巡るなか、乗車中の227系は、駅構内に流れる「かもめの水兵さん」の駅メロを背に広島方面へ、三原駅を出発します。
そして気づけば、手元にあったブッセはあと一口のみになり、やがて僕の口の中に…。
悲しいな…。
また近々、三原に来た際に買いますか、と自己暗示を唱えながら、最後の一口を食べました。
うん、美味しかった。
なんだか僕もかもめの水兵さんになれたかのような商品でした。
ごちそうさまでした。
今回の投稿はここまでです。
次回は前回の続きで、広島駅から岩国方面へ列車を乗っていきます、乞うご期待。
ではまた、次回の投稿で!
(ここまでご覧いただきありがとうございます)
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