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#49 責められるのはつらい【3歳次女の食べない問題】

子どもが悪さをすると、自分が責められる

自分の両親と一緒にいるとき

子どもが悪さをすると
自分が責められる。


今は帰省中なのだが、
今日の昼食でも次女が母の作った昼食のおかずを全然食べなかった。

白ごはんと卵スープの汁だけしか食べず、
まだお腹が空いていた次女が
パンを食べたいと
わがままを言った結果、私が責められた。

あなたがこういう風に育てたんでしょ、
あなたの責任でしょ、
身から出た錆でしょ、って。 

そんなの分かってるよ。

そんなの分かってるけど、
そうやって言われたとき、
なんて答えればいいか、分からなくなる。

子育ての責任について、責められたとき、何と答えるべきなのか

食べなさいって言ってるよ。
だけど食べないんだよ。
言うことをきかないんだよ。
食べてもらえるように作っても、食べてくれないこともあるんだよ。
これでも前より食べるようになってきたんだよ。

と言ったけど、
言い訳としか捉えてもらえなかった。

でも、お前の責任だろう、
私達の責任ではない、

と言われた。

そりゃそうだ。
祖父母の責任であるはずがない。
次女を育てているのは私と夫なのだから。


では、なんの言い訳をせず、
「はい、私の責任です。申し訳ありません。」と言えば良かったんだろうか。

私の両親は、次女の食のわがままを
私の責任だと認めさせたいんだろう。


そう感じたし、
私の責任なのは事実だから

正直まだもやもやしていたけど

分かってるよ。私の責任だって分かってるよ。


と言って、話をおさめた。

だって、けんかをしに帰省した訳では無いから。

一緒にいられる時間を楽しむために来たのだから。

それに、せっかく作った料理を食べてもらえないことへの悲しみや怒りが私には分かるから、
母が怒ったのは仕方ないと思う。


でも、もやもやが消えなかったのは、 


いくら食べなさいと言っても食べないことを

食べてもらえるように作っても食べてもらえないことを

その苦しみを

私がただわがままを許容しているわけではないことを

両親に分かってはもらえなかったから。 


分かってくれるのは夫だけ、と思った。

普段の歩みを見てもらってないから仕方ないけど、それが悲しかった。



「子どもなんて、思うようにならなくて当たり前だよ」
そうやって、いつも言ってくれる父でも分かってくれないんだなぁ。

それが悲しかった。



私の両親は、私を含めた4人の子どもを育て上げた。

私たち4人とも、幼い頃から好き嫌いを言わずに何でも食べる子どもだったのだろうか。

食べなさいと言われれば素直に何でも食べる子どもだったのだろうか。


そんなわけないと思うけどな。
忘れてしまったのかな。

それだけな気がする。

いつか食べるようになる

そう信じている。

あれもいやだ、これもいやだ、
そればっかりの次女だって、
少しずつは食べられるようになってきて
いるし、
いつかきっと色々なものを
食べられるようになるだろう。

それが、いつになるかは分からないけど、
そう信じて、
少しずつでも食べられるものが増えるように、
これからも次女に向き合っていこう。 

5歳の長女も3歳のときは食べられないものが多かったから、なんとか食べるようになるだろうと思える。

私は忘れたくない、責めたくない

だけど、もし、いつか
次女が難なく色々なものを
食べられるようになったとして、
私も忘れてしまうんだろうか。

食べられるようになるまでの過程があったことを
その過程の中に苦しみがあったことを
忘れてしまうんだろうか。


私は、忘れたくない。
だから、今日ここに書き残した。


だって、それが、
いまの私みたいな
子どもが食べなくて困っているお母さんの気持ちを理解することになるから。 


そもそも「どうしてそうなの。あなたの責任でしょう」 
って、責めて一体何になるんだろう。

そんなこと、わかってるでしょう。
みんな必死で子育てしてるんだよ。
ただ、つらいだけじゃないか。

それより、できることがあるはず。



子育てをすっかり終えた後でも

責めるんじゃなく、

寄り添える人に
過程や背景を想像できる人に
私はなりたい。

読んで下さるあなたがいるから、今日もnoteが書けています。 またお時間のあるときに見に来てくださると嬉しいです。