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230. いつもいつも100点じゃなきゃいけないのかな。 

タブレットで学習をしていた6歳の長女が
突然、大きな声を出して泣き始めた。

「どうしたの」とたずねたら、
「100点がとれない」という。


「100点じゃなくても大丈夫だよ。
 【もくひょう80点】って書いてあるから、80点でも合格できるよ。
20問のテストだから、4つ間違えても合格できるんだよ」

そう言ったら、

「でも・・・だって、だって・・・いつもは100点とれるんだもん」と
泣きじゃくりながら言った。



今までの他の計算問題では、いつも100点がとれていたらしい。

うん、悔しいよね。
よくがんばっているね。
がんばっているからこそ、悔しいんだよね。

私も、よく悔し涙を流す子どもだったことを思い出す。

でもさぁ、
「いつもいつも100点じゃなきゃいけない」のかな。
そんなこと言われたら、
ママはなんにもやりたくなくなっちゃうよ。
ママなんか、60点でもいいって思って生きているよ。

6歳の長女にとったら、
見当違いの答えだろうけど、
話が飛躍しすぎな気がしたけど、
持論を話してしまった。

伝わったかどうかはわからない。

長女は「ママはそう思っているんだね」という顔で
私の話をただ聞いてくれていた。



この記事を書いていて思い出したのは、
「生きてるだけで満点」という言葉。

そもそも、なんでも点数をつけること自体がスキではない。

でも、もし点数をつけるとしたなら、
「生きているだけで満点」なんじゃないか。

無事にいま、ここに「生きている」こと自体が、すごいこと。

だから、生きながら、何かに必死にチャレンジしていること自体が尊い

改めて心からそう思うから、
これからも娘にも伝えていきたいと思います。


読んで下さるあなたがいるから、今日もnoteが書けています。 またお時間のあるときに見に来てくださると嬉しいです。