【自分史】ココアの季節
ココアが美味しい季節になった。
私は幼いころ「チョコレートを食べると歯がとける」と教えられて育った。
だから、チョコを初めて食べたのは高校生のころ。
（チョコレートの親戚みたいな）ココアに手を出したのはさらにもっと後、大学生になってから。
🍫 🍫 🍫
私は大学時代、中国上海の語学系大学に通っていた。
その大学では１～２年次で基礎を習得し、3年次はまるまるアメリカで学ぶカリキュラムを組んでいた。
アメリカでの留学先候補は2か所。
東部ペンシルベニア州（寒い）
西部カリフォルニア州（暑い）
私はペンシルベニア州にあるペンシルベニア大学に語学留学した。
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アメリカの入学シーズンは9月。
１～２ヶ月もすれば寒くなり、年によっては雪もふる場所だった。
付属語学学校
私が留学した前年は大寒波に襲われて大雪だったそうだ。
でも私が行った年は例年どおり。
ほどほどの寒さ、ほどほどの雪、ほどほどのクリスマスを楽しめた。
そう、ペンシルベニアはほどほどの寒さだった。
し・か・し！
私は沖縄人だ。寒さに慣れていなかった。
少し冷え込みだした時点から、暖かい物を求めてよく徘徊していた。
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普段授業を行っていた教室棟にはカフェスペースのようなものが併設されていた。
そこにはお湯、インスタントコーヒー、ココアなどのフリー（無料）の飲みものが置かれていて、誰でも自由に飲食していい空間だった。
そこで出会ったのがマシュマロココアことスイスミスココアだ。
底冷えする半地下のカフェエリア。
初めて飲んだマシュマロココアは罪の味がした。
☕ ☕ ☕
私は沖縄人の割には寒がりじゃないと思う。
だが「沖縄人の割には」だ。
人並に冷え性だし、北方の人と比べたら激弱だろう。
そのうえ甘党だ。
辛いものを食べるとお腹を壊す。
酸っぱいものは涙が出る。
苦いものはノーセンキュー。
お酒もデザートも、甘ければ甘いほどよろしい。
そんな甘党だ。
何が言いたいのかというと・・・私はココアに激ハマりした。
休み時間ごとにカフェエリアに足を運んでココアを飲んだ。
毎日３～４杯のココアを飲んでいた計算になる。
のちにココアについて調べると「冷え性予防になる、ポリフェノールが入っている、カフェインは少ない」といい情報ばかりでてきた。
ココアは健康に良い！
そう自分に言い聞かせて、寮に自分用のココアを購入したほど愛飲した。
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世間では「大人になってハマったものほど沼る」と言われている。
ココアもそうなのかもしれない。
私とココアの密月はいまだに続いている。
私はBROOK’Sという会社のココアラテを毎年100杯単位で購入するヘビーユーザーだ。
でもこのココア、近所で購入できない。
通販限定なのか・・・沖縄だからないのか・・・
少々面倒くさいが毎年通販で購入している。
（Amazonにもあるが販売元で購入した方が安い）
さて、今年もココアが美味しい季節がやってきた。
今年は何杯注文しようか？
300杯は頼みすぎだろうか？
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