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ありがとうさよならその弐

結局

あれからいっぱい泣いた


病み上がりでも

ちょっと忙しく動いて

気を紛らわせ

ちょっと
気が緩めば

また泣いて

過呼吸気味になり
倒れかけ

横になり
また泣いて


まるで抜け殻のように過ごしてた


でも

泣きながら
洗濯物を取りに行った時に

チビに言われた

僕がやる!

ママが 倒れたら困るんだ!
嫌なんだ!

って

号泣された


あたしは
何やってんだ…
もっとしっかりしなきゃだよな


いくら悲しくても


子供たち
守ってかなきゃいけないのに

そう思ったら


また号泣して

少しずつ
気持ちを
切り替えなきゃいけないこと
チビに気づかされた


確かに
悲しい
寂しい


だけど

あなたは
きっと幸せだったんだと

今頃
お空
ばぁちゃんと遊んでるかなって
夜寝っ転がりながら
想像の話を子供たちとした

子供たちが居るから

あたしも
前向いて頑張って行かなきゃ


命あるものは
いつか
天に召される

それが
当たり前で
自然なこと

受け止めるのも
受け入れるのも

なかなか難しいけど

死んだのは事実で
現実逃避なんか出来ない

いまチビに

ママ?
大丈夫かい

声かけられ

大丈夫

笑って答えること出来た


忘れることはない

明日も明後日も

時には思い出して
泣くこともあるだろう

それでも

前を向いて歩く

それは
いつも

あたしが言ってること


忘れない
忘れるわけがない

これから

ゆっくり ゆっくり
歩いてく

※2012年4月7日の記録

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