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入院 〜Day 33〜

どうも「駆け出し」です!
私は「サルコイドーシス」という疾患とともに闘病生活中の理学療法士(リハビリの専門職)です!

本日は「立派な考え」という記事になります。
私は理学療法士さんと作業療法士さんによるリハビリテーションを実施しています。今週は担当の理学療法士さんが休みということで、代行の方が担当しています。

しかも、驚いたことに私の一つ下(ちなみに私は24歳です)の方でした。年齢が近い方にリハビリテーションをしていただくのは複雑な気持ちになります。大変、惨めになります。本来であれば今頃、このように治療者の立場として患者さんと関わっているはずだったのにと思いました。

また、理学療法中は大学院の話になりました。その代行の方は「大学院に興味がある」と言っていました。理由としては臨床研究をしてみたいということと、理学療法士になる人数が年々増加しているために何かで差別化を図りたいということでした。日々の臨床業務で忙しい中、そのような考えに至るのはすごいと思います。

ちなみに、私は今年3月に大学院を卒業して修士号を取得しました。そのため、大学院に関する質問をいただき微々たるものですがいくつかアドバイスをさせていただきました。少しでも参考になれば願っています。

このような立派な考えを持つ理学療法士さんが増えて欲しいですね。


P.S.

上記のような惨めさや嬉しさを感じて、私の気持ちはモヤモヤしていました。ただ、その気持ちをスッキリさせてくれた出来事がありました。私の入院している病棟ではシャワーを浴びるために予約表に名前を記載する必要があります。いつものように朝に予約を済ませて夕方シャワーを浴びるために5分前に行きました。しかし、前の人がシャワーを浴びていたためシャワー室の近くにある椅子に座って待っていました。

その後、シャワー室から前の人が出てきました。いつも病棟の廊下で会釈をする程度の方でした。とてもガタイの良い方です。その方から優しい口調で「空いたよ」という一言をもらいました。なぜか私はその一言でモヤモヤした気持ちが晴れました。その理由をシャワーを浴びながら考えてみましたがわかりませんでした。

いずれにしてもその言葉に救われたことは、間違いありません。
本当にありがとうございました。


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