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続・山菜の時期

前回文章が長くなってしまったので、二つに分けました。また、読んでいただいた方もいらっしゃいました、ありがとうございます。
引き続いておじさんが食べる山菜のことをまた書いていきます。

まずは、みず、ウワバミソウです、これは知ってました。割と有名ですね。
大体春から秋まで取れます。時期によって多少の差はありますが群生しがちで、おじさんの住んでるところだとちょっと歩けば取り放題です。
割と日の当たらない林の中に群生して場所によって太さが違ったりします。
太いものほど喜ばれてたべられますね。
そしてみずは癖がなくサクサクとした歯ごたえがとてもいい山菜です。
炒め物にしたり、煮たり割とどんな食べ方もできます。おじさんが一番好きなのは漬物で、皮をむいたみずを塩昆布とショウガをすりおろしたものを重しをかけて漬物にしたものです。また、みずは「こぶ」と呼ばれる実を付けて翌年それが芽吹くのですが、そのこぶがとろみがあって、おいしいのです。
こぶにはとろみがあって主に漬物で出回っているのかなと思います。もちろん炒め物にしてもおいしいですが、刻んで叩くとねばねばになります。
これは根に近い方の赤いところも同じで、これは「みずたたき」という呼ばれ方で、味噌とかで味付けして食べます。魚のなめろうみたいな感じです。
長い期間食べられることもあり、採集もらくでおいしいので、みんな大好きな山菜です。

次もおじさんの好きな山菜、アザミです。正式名称もアザミなのでしょうか。とげとげギザギザの葉っぱで、紫っぽい花が咲くあのアザミなのか、おじさんは雪解けの時に出てくるものくらいしか気にして見たことがなかったので、調べ方も悪いのかいまいちよくわかりませんでした。
ただ、葉っぱに少し違いがあるものがあるそうです。おじさんの採取場所では同じものしか見当たらなかったので、これも少し曖昧で申し訳ないです。
大体4月から5月くらいまでは取れ、時期によって少し形というか、利用法が変わります。出始めのころは背も低くたんぽぽのみたいな感じで横に広がっていて少し根のほうから取るのですが、大きくなると葉っぱは落として茎だけ食べます。
さてこのアザミ、葉はしっとり、茎はサクサク、そしてマイルドな香りと他にはない味があります。天ぷらなどいろいろな食べ方がありますが我が家では油いため、みそ汁が圧倒的です。湯がいて一口大に切ったアザミをちくわと一緒に油でいためて、少ししょうゆを垂らすだけで他に何もいれていなくてもとても味が出ておいしいのです。とても味の濃い山菜だとおもいます。

好きなものが割と最後のほうになりがちで、お次はワサビです。
ワサビといっても売り物のような立派な根があるわけではなくて、割ったあとの片方の割りばしみたいな根っこがついていれば上出来です。水がある所だと結構生えてますね。葉っぱが特徴あり、白い花が咲くのですぐわかります。葉わさびという方がこちらだと一般的かもしれないです。
正式名称は山わさび、なのかなぁ。ホースラディッシュと同じものだと思われますが、おじさんは野生の物しか知らないのであんな立派な根を持つものは見たことがないです。そもそも、山にあるものが山わさびなのかも…。
こちらは洗って塩もみして一晩おいた後、塩を落としてきざんだものを醤油や酒などを合わせた調味液で漬けます。酢を入れる方もいるそうで、家庭それぞれの味付けになっているとおもいます。仕込むときにちょっと熱くするとワサビの香りと辛みが出ておいしいのです。
そしてもう一つはすぐ食べられる方法で、葉も茎も根もみんな細かく刻んで密封できる容器に入れて沸騰する前のお湯を注ぎ(諸説ありで沸いたものがいいという方もいます)すぐ蓋をして数分置いておくのです。
そしたら、あとは出汁やしょうゆなどで味付けをして汁ごといただくというわけです、おじさんはご飯にかけます、わさび茶漬けですね。
ただ油断してほおばると一瞬でむせるので、味見は必須です(笑)。
辛みに個体差があるのかうまくできなかったのか定かではないのですが、そんなに辛くない時と口に入れようとしただけでむせるくらいの時があるので、それもまた出来上がりの時の楽しみですね。

そしておじさんの記憶ではここ10年位に現れた、コシアブラ。
タラの芽より風味が強く最近特にもてはやされており、実際天ぷらなどにするとおいしいのですが、おじさんが若いころはタラの芽の偽物なんて言われてました。多分香りや苦みが強かったからだと思います。そう聞かされていたので取って食べることはなかったのです。
ただ、調べてみたところタカノツメなんて呼ばれるものがあり、こちらも木から生えており、タラの芽やコシアブラとは違って葉っぱが特徴的なものがありました。そっちだったのかなぁ、今ではよくわかりません。
こちらはいつも天ぷらで食べてまして、他の調理法を試していないのです。
おいしいとは書きましたが、ウドと同じ種類だという事で香りが似ているのであの香りが苦手という方はちょっと好みでないかもしれないです。
どうやら体に良い成分(ポリフェノール)があるらしく、とても高値で取引されているようで、詳細は省きますが山菜の買取などをされている方にまとまった量を持っていくと一万円弱の金額になったこともあります。

また長くなってしまいましたが、以前見かけていたのに最近見かけなくなったものがあります。
カタクリやウルイと呼ばれるもので詳細は省くのですが、採取地で見かけなくなったものです。環境の変化か取りすぎてなくなったのか今ではわかりませんが、自然からの贈り物なので長く利用していきたいですね。

おじさんは料理もしますので、近いうちに写真も挑戦してみたいです。そのほうが文字だけ見ているより飽きないと思うので!
また後日何か書きます、ここまで読んでいただいた方貴重なお時間いただき、ありがとうございます。

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