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5歳の私が、日本語と英語の違いについて思ってたこと

わたしが小さいとき、ママと車でお出かけするときに、日本語や英語の童謡のCDを流してくれてた。
ある日車に乗ってるときに、ママに「日本語って簡単だよね!」って言ったら、「えー、日本語って難しいじゃん」ってママは言うから、「なんで」って聞いたの。
そしたら「ひらがなとカタカナと漢字と3種類も文字があるから」って言った。その時は5歳くらいだったから、ああ確かに、って思う一方で、言いたいことが明確に表現できず、ん?わたしが言いたいことそれじゃない気がする…と思いながら、話は流れて行った。

それから15年以上経って、わたしは今大学で言語に関する科目を勉強している。
今なら分かるが、わたしが言いたかったのは「日本語の音が簡単、発音の種類が少ないからしゃべるのが簡単」ということだ。
対して母は、日本語の文字について言っていたのだ。
車のなかで音楽を聴いているという状況だから、日本語の童謡の歌詞はゆっくり聞こえるのに、英語は早くて何を言っているか聞き取れないな、と幼いながらに感じていて、それを母に言いたかったのだ。
日本語の音の種類は少ないし、基本子音プラス母音になってモーラ(1拍)で話すので、話すのも聞くのもとても分かりやすい(とわたしは感じる)。
しかし英語は子音が連続したり、母音の数も圧倒的に多かったりするので、ネイティブのように発音するのも、聞き取るのも難しい。

幼少期に曖昧だったことが、今になって学問的に理解できてすごくすっきりした笑。
母に話してみようかな~、多分覚えてないだろうけど笑。

最後まで読んでくれてありがとう。 るえな


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