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彩光の瞬間(とき)

自然界の美しさは、日の出前の瞬間や日没の瞬間が特に素晴らしく、トワイライト(twilight)の瞬間は、淡いグラデーション(gradation)で色彩豊かになります。
特に山の上では、大気が澄んでいるので綺麗に見えます。
漆黒の闇に浮かぶ彩光も綺麗ですが、薄い雲に反射した彩光も綺麗です。

黎明の夜明け

澄み渡った大気の中、漆黒の闇をついて徐々に太陽が昇ってきます。この時間帯を黎明《れいめい》とかトワイライトと言っていますが、最も美しい瞬間です。

薄い雲に反射する彩光

薄い雲に反射して、眩しい光は、次第に赤紫色に変化して光の届かない天空に繋がっています。
このように荘厳な時間は、日本では短く、「アッ」という間に過ぎてしまいます。(南米のパタゴニアで撮影したときは、赤くなっている状況が長い時間撮れました。これは地球のどの位置にいるかで違います)

雲を裂くように太陽が

雲そして、山に接している霧に太陽が見える瞬間、まわりは日輪のように輪になります。

山岳写真は、山を写すのは当然ですが、このような自然現象の美しさや色彩豊かな表情、可憐な花、光と影、千変万化する雲、季節の表情など地上では見ることができない、澄み切った色彩を見ることができます。

※トワイライト(twilight)とは、日の出前や日没後の薄明かりの淡い輝きと彩光のことを表します。


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