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高卒で公務員試験に受かった私の話(試験のこと)


今年もこの季節がやってきた。

2か月前まで私は地方公務員だった。高校の時に公務員になろうと決意した。
そしてちょうどこの時期に試験を受けたのを覚えている。(なんでなろうとしたのか理由はまた後ほど)

高校を卒業したあと、地方公務員になるのを目指している君がいたら、少しでも力になれたいと思い、今日初めて打ち明けた。(以前Twitterで少しは言ってたかもしれないけど)
大卒の方は試験はとっくに終了しているし、内容も変わってくるので、あまり参考にならないかもしれない。
高卒で国家公務員を目指している君でも、聞かれること・対策はそこまで変わらないと思うので、少しでも参考になれたらと思う。


一次試験(筆記)対策について

これについてはひたすら過去問を解いたりして、経験値を積み上げて行くしかないと思う。
私の時は電車で数駅行ったところに、大○とか東京○T専門学校とか、公務員になるための専門学校が夏休みに無料で講習を開いてくれていた。
あとは高校の方でも、何回かやって開催していたと思う。(本当に何回か)
そこで問題集のようなものを沢山もらったので、だいぶ助かった。
適性試験(パズルとか間違い探しのような問題のもの)もそれで沢山練習した。
時事問題については、その年によって変わってくると思うので、先生などに聞いて対策するしかないと思う。(力になれなくて申し訳ない)

一つ言えるのは、一次試験も二次試験と同じくらい手を抜かないこと。
二次試験の面接の内容がどんなに良くたって、結局のところ一次試験でふるいに落とされれば、先に進めないのだ。なんとか踏ん張って頑張ってほしい。

二次試験(面接)対策について

一次試験の合格通知が届いたら、次は面接の準備だ。おそらく誰もが一番緊張する場面だろう。しかも自治体によっては面接が2回あったりする。(私がそうだった)これも夏休みの時に準備しなければいけないが、実際に通知が来て、2〜3週間後に実施されるので、最後まで気を抜かず頑張ってほしい。

私が実際に受けた時の状況を書いたので、参考程度だが読んでくれると嬉しい。
(というか二次試験まで通ったのが、受かって後に働く某N市役所しかなかった)

●面接官の人数について
<一次面接>
平面接官、副市長、どこかのお偉いさん1人と誰か(覚えていない(^^)←おい)
※2人ずつで面接を受けるシステムだったのが、受験者が奇数だったせいか一番最後に座っていた私は1人で受ける羽目になった。

<二次(最終)面接>
平面接官、教育委員長、副市長、市長、人事課長
※二次は1人で受けた。しかし一次の時も1人だったので、同じ気持ちで受けることができた。(これは本当に良かったと思っている)

●聞かれたこと(主に)
・志望動機
・高校の時に頑張ったこと
・公務員として働くことをどのように考えているか

面接で答える時のポイントは(就活の時も同様だが)
・志望動機、・公務員として働くことをどのように考えているか
★なぜその自治体でなければいけないのか
 →自治体の特色、特徴をしっかり掴んでおこう。(パンフレットなど読む等)
  その自治体のイベント(お祭り等)参加しておくと良いと思う。
★なぜ民間企業ではなく、公務員として働きたいのか。
 →「安定しているから」だけではダメ❌!!(民間企業でも安定しているところはたくさんある)
 →市民の生活を支えたい、役に立ちたいなど自治体を支えたい理由を、探してみよう!

・高校の時に頑張ったこと
★高校生活では他の人と違い、どのようなことに力を注いだか。
 →長を務めていなくても、「行事や部活の〇〇の係で〇〇に力を入れた」など答えられると良い。 (私はクラスで副委員長を務めていたので、それを答えた。)

●面接で印象に残ったこと。


最後に空き時間ができ、市長から自由な質問をされる時間があった。その時に聞かれたのが

「好きな食べ物はなんですか?」だった。

一瞬は⁈となるが、当時の私は一生懸命・真面目に答えなければいけないと思ったので、その時答えたのが

「ガストのチーズINハンバーグです」だった。

ありがたいことに市長は「ハンバーグが好きなんですね。」と温かく答えてくだ去った。さらに「他に好きなハンバーグはありますか?」と聞かれたので、また素直に「母の作るハンバーグも好きです。」と答えた。
その会話を最後に面接は終了した。

後で思い返すと、「ガストのチーズINハンバーグです」と答えたら受かったようなもんだと思った。
ここで大事だったのが予想外のことを聞かれても素直に答えることだと私は思う。

特に高卒の子はこれから社会に出る卵の子たちなので、人から聞かれたことに対して変に取り繕ったりせず、素直に話を聞いて素直に答えることが大事なのだ。
(↑高卒の子たちがこれから働く上で、痛いほど役に立つ。)

そして面接は「自分から受験先へのラブレター」💌でもあるので、落ち着いてハキハキと、怖いかもしれないけどでも自信を持って笑顔で頑張ってほしい。

その後どうなったか。

ハッキリ言うと私はストレートでは、受からなかった。
タイトルに「高卒で公務員試験に受かった私の話」と書いてるくせにテメェは何を言っとんじゃ。と思った方もいるかもしれない。

そのことについては、今でも人生で忘れられない出来事BEST3に入るほどなので、次回お話しできたらと思う。

公務員を目指すすべての君たちに幸あれ!(次回に続く!!)

※2023.9.29 追記
公務員になろうと決意した理由ですが、高1の時に担任の先生に向いているんじゃない?と言われたからです!
また細かい生い立ちなどについては、追々話せたら☺️




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