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好きな事と仕事の関係性

お金を払うとは、お客様がそのサービス、商品に少しでも価値を感じたから。
言葉にするなら、そのサービスを利用して笑顔になってたり、その商品を使って心が満たされたり、その物語を聞いて感動して涙を流したりする事。これが価値を感じるという事だと思う。
仕事はこの価値を提供する事。

そして、提供している人がその仕事を好きかどうかというのは多分あんまり関係ないのかもしれないと最近思った。

例えば、美味しいパンを焼くパン屋さんがあるとする。
そして、その人はパンの事は好きではない。
もちろん好きであってほしいと思っているがそれはあくまでも僕たちお客様の意見であり、願望なのかもしれない。
そして、反対にめちゃくちゃパンの事が好きと言ってるパン屋があるとする。
そのパン屋のパンはあんまり美味しくない。
どっちのパン屋に行くだろうか。
多分、美味しいと思うパン屋に行くと思う。

これは極端な例だとは思うが、仕事(価値を提供する)と好きな事というのは切り分けて考えないと、知らぬ間に美味しくないパンを焼いてしまっているという事があるかもしれない。

こんなにも好きなのに!こんなにも努力してるのに!はお客様にとっては関係のない事。

僕は飲食店の店長をしているが、今まで面接をしてきて「話をする事が好きなんです!」という人についてずっと違和感があった。この違和感の正体が掴めずにいたが、これの正体が少しわかった気がする。
好きな事と仕事は関係ないという事。

自分の好きな事は友達と話をする事。
ではお客様が話をする事が嫌な人だったどうするのか??そのお客様には価値を提供できないのかというとそうではないと思う。
居酒屋に来たお客様が何を求めているのかを考える事が仕事なので、目の前のお客様が喋りたいのか、喋りたくないのかも考える必要がある。そこには好きも嫌いもなくて、話をするのが嫌いな人に対しても何ができるのか?を考えていかないといけない。
話をするのが好きなんです。は働く上では関係のない事というのはアルバイトにしっかり伝えていかないといけないなと思いました。

なので、仕事をするというのはそれが好きかどうかではなく、目の前の求められるている事をどれだけ一生懸命やるのかという事。

しかし、サラリーマンやアルバイトはどんな働き方をしようが会社が求めている事をすれば給料がもらえる仕組みになっている。
出勤時間を守って退社時間まで働くという事を守ればそれだけのお金がもらえる。

ただ1人でやっていきたい、会社に属さない働き方をしたいというなら、今サラリーマンやアルバイトをしながら目の前の求められている事を察知して、その期待を超える努力をしないといけないと思いました。

大事なのはやっぱり考え方だなと思いました。
1人でやっていく力を身につける為にも考え方強化していきましょー!

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