7話 初期の頃

彼女とは工場で派遣社員として働いていたので会うのはお互いが休みの日曜日だけです

しかもいつも午後からなんです

休みの日は家の掃除とかを終わらせないと出かけられないと言っていましたが、多分親は娘がデートに行くのをよく思っていなくて、なるべく行かせないようにしていたのでは、と後で思いました

夜も遅くなると怒られるので早めに送ります

仕方なく、休みの日曜日は午後から会って夜8時位には家の近くまで送っていく、というのが続きます

ある時、彼女が家族に自分を紹介したいと言う事で、彼女の家に行く事になりました

相手は外国人で娘には厳しい
母親は日本語通じるけど父親はあまり喋れない
なかなかビビりながら会いに行ったのですが、向こうは予想外に笑顔で迎えてくれました

そのままブラジル料理のレストランで夕食を食べる事になり、カラオケをしながら食事を共にしました
自分はカラオケが嫌いなんですが、そんな事言ってられないので頑張りました
当時出たばかりの曲で
福山雅治「桜坂」

初めてのブラジル料理は美味しくて、肉いっぱいで、いつもこんなに美味しいの食べてるのか
だから○○の人が多いんだなと思いました

○○の中身は想像してください

彼女の兄弟は自分の事を優しくていい感じと言ってくれてたみたいです

なかなか好印象の初日で、ニコニコで解散!

思ってたよりいい人達なのではと思っていたのですが、、、

つづく

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