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アラサー。出身は古都。今は海外。アニメ・漫画・読書・お酒が好き。AB、牡羊、INFP-…

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アラサー。出身は古都。今は海外。アニメ・漫画・読書・お酒が好き。AB、牡羊、INFP-T_HSP。愛読書はアランの「幸福論」。自由に何かを垂れ流しています。

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    ふと考える事があれば、また読ませてください。勝手に集めさせてください。まずは、ちょっとずつ収集出来ればなと思っています。

記事一覧

無関心の怖さ

無関心というのはちょっと怖い。 色々な物事が自分から切り離されて 全てがどうでもいいと思ってしまうのだ。 結果、何もしたくなくなってしまう。 一度切り離されてし…

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8日前
39

とある画家

とある画家は得意な水墨画を完成させると 黒く塗り潰したくなる癖がありました 作品を眺めれば眺めるほど もっと上手く書けた やり直したい こんな作品を描き続ける意…

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3週間前
43

誰かの為に

本を紹介して喜ばれると嬉しい。 前に会社が設けたキャリア研修に参加した。講師が簡単な趣旨などの説明を終えた後、参加者はオンライン会議のシステムで、グループに分け…

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1か月前
42

勝手口のチビヤモリ

母から連絡が来た。 春の陽気に唆さられたか いつもより絵文字が多かった。 どうも3年ほどの前から家に住み着いている チビヤモリが顔を出したそうだ。 勝手口裏の空調…

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1か月前
36

物思いに耽れそうな場所へ

何も考えないこと 昨今のマインドフルネス理論や 瞑想ブームも相まって評価されている。 意外とこれが難しい。 ただ、物思いに耽れそうな場所に 足を運べばいいのではと…

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1か月前
38

海底に頭をぶつけて

僕は深海に頭から沈みゆく時 周りを見渡す余裕があるだろうか きっと身体の重力に身を任せて 憂鬱な気分と共に 目を瞑りながら落ちてゆく 息を止めて もう世界はどう…

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1か月前
39

明るい話を書きたいが

明るい話を書きたいが 心身は横たわったまま 如何にもこうにも そんな今日が続く 月曜日の朝に何て相応しくない題名だろう。 けど、あると思う、明るい話が書けない日々…

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1か月前
49

散って咲かしてまた散って

春を彩る私の顔 桃色の誘いが 宴の始まりを合図する ある時には風が吹く 顔を委ねて 散らすも一興 散りゆく私は 誰かに踏まれ 地面にひしゃげて 茶色に消える 私…

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1か月前
56

満ちていく

藤井風さんの満ちていくという曲を聴いた。 初めは優しいピアノ音が流れて 聴く側の気持ちに寄り添ってくれる感覚。 2番目からテンポは上がってきて 歌詞と一緒に体を包…

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1か月前
62

詩 サイドミラー

車内に散りばめる表情と ミラーが見つめるその表情 景色を眺めて映るは 誰のためでもない横顔 頬を破いて破顔して 破いた頬を継ぎ接ぎする サイドミラーに映るその姿…

K
1か月前
44

詩 同じ空の下

誰かの空が晴れる時 誰かの空には雨が注ぐ 世界の誰もが日差しを浴びて笑える日を 世界の誰もが雨に打たれて泣きたくなる日を 空から創ってはくれないでしょうか 私た…

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1か月前
68

御礼だって社会へのアクション

コンビニ店員の方のある投稿をXで見た。 ありがとうございます。 お客様の去り際のこの言葉が嬉しい。と。僕は口をニンマリさせた。記憶が正しければ、ありがとう…

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2か月前
54

詩 心の掬い

船は進めば涙に溢れ 船は停まれば虚無に溢れ 心なんて捨ててしまえと波の声 心だけは失いたくないと私は叫び 大嫌いな顔が描かれた帆は靡き続ける 心が生み出す創作に船押…

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2か月前
53

数日前から小説に挑戦。思を落とし込む過程で、考の浅さに気づく。深めようと、又矜羯羅がって。進んで、悩んで、書き直し。人生ぽい。最後も途中も思いつかず。知識含め何も持ち合わせず。完成するのかね。

K
2か月前
35

春の息吹

春が息吹けば息吹くほど 前途の寂寞に苛まれ 過ごした時間が名残惜しい 梅が蕾を膨まし頃 僕たちは大忙しに 最後の時を紡いでく 風景の写真は程々に 刻んでお…

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2か月前
79

【短編小説】僕たちは繋がっている

冬の朝。身体を小さく屈めて走り、僕は到着。何回か働いたこともある場所。派遣先のおかき工場。駐輪場の端に自転車停車、手袋を嵌めたまま、チェーンを車輪に巻き付ける。…

K
2か月前
54
無関心の怖さ

無関心の怖さ

無関心というのはちょっと怖い。

色々な物事が自分から切り離されて
全てがどうでもいいと思ってしまうのだ。

結果、何もしたくなくなってしまう。

一度切り離されてしまったものを
紡ぎ直すのは自分の力では無理なのかも知れない。

今日は仕事だった。

9時が始業だ。12時に起きた。

豪快に寝坊をしているが
そもそも目覚まし時計を設定していない。

どうでもいいのだ。

どうせ日本はお休みなんだか

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とある画家

とある画家

とある画家は得意な水墨画を完成させると

黒く塗り潰したくなる癖がありました

作品を眺めれば眺めるほど

もっと上手く書けた

やり直したい

こんな作品を描き続ける意味は何もなかった

こんなのは売れるはずがない

そう思えてくるからです

蠢く感情は画家に黒いペンキを持たせます

せめて力任せに塗り潰し感情を発散することで

意味を持たせたかったのです

ペンキの入ったバケツが空になった時

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誰かの為に

誰かの為に

本を紹介して喜ばれると嬉しい。

前に会社が設けたキャリア研修に参加した。講師が簡単な趣旨などの説明を終えた後、参加者はオンライン会議のシステムで、グループに分けられ、キャリアについて話し合う。あまり好きではなかった。知らない人に本音を話すのは気が引けるし、そもそもこの会社の中の未来の話しかできないから。

幸い、グループのメンバーに恵まれた。

勿論、人それぞれに個性があって、そこに優劣はないの

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勝手口のチビヤモリ

勝手口のチビヤモリ

母から連絡が来た。

春の陽気に唆さられたか
いつもより絵文字が多かった。

どうも3年ほどの前から家に住み着いている
チビヤモリが顔を出したそうだ。

勝手口裏の空調の隙間からひょっこりと。

今年も無事に越冬出来たようだ。

我が家は勝手にこのチビヤモリを
家族の一員として数えている。

僕は一度しか顔を合わせたことがない。

去年の八月だった。

僕は勝手口の裏に出た。

家の壁にへばりつく

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物思いに耽れそうな場所へ

物思いに耽れそうな場所へ

何も考えないこと

昨今のマインドフルネス理論や
瞑想ブームも相まって評価されている。

意外とこれが難しい。

ただ、物思いに耽れそうな場所に
足を運べばいいのではと思う。

逆のようであるが結果的に僕は
何も考えていなかったから。

「お前、何黄昏てんねん。」

人生でたまに言われた言葉だ。

黄昏ているの用法は間違っているとようだが
何、物思いに耽ってるねん。と言いたいのだ。

暇さえあれば

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海底に頭をぶつけて

海底に頭をぶつけて

僕は深海に頭から沈みゆく時

周りを見渡す余裕があるだろうか

きっと身体の重力に身を任せて

憂鬱な気分と共に

目を瞑りながら落ちてゆく

息を止めて

もう世界はどうでもいいと

海底に頭をぶつけたとき

僕はどんな顔をするのだろう

海底に首を捻じ曲げられて

不機嫌そうな顔をしながら

目を開けるのだろう

そこで僕は見る

海底に続く道と微かに煌る海上を

海を超えた天空だけが

世界

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明るい話を書きたいが

明るい話を書きたいが

明るい話を書きたいが
心身は横たわったまま

如何にもこうにも
そんな今日が続く

月曜日の朝に何て相応しくない題名だろう。

けど、あると思う、明るい話が書けない日々も。

経験上、自身だけが見るノートに整理するのは
より感情を深ぼったり考えたり出来るが
パワーが完全に枯渇する。頭を回せる自信がない。

だから、人が偶然見てくれる場所で
感情に少しだけ希望をブレンドさせてみる。

自分だけなら良

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散って咲かしてまた散って

散って咲かしてまた散って

春を彩る私の顔

桃色の誘いが

宴の始まりを合図する

ある時には風が吹く

顔を委ねて

散らすも一興

散りゆく私は

誰かに踏まれ

地面にひしゃげて

茶色に消える

私の頭は裸になって

人は見向きもしなくなる

嗚呼、儚きお前

苦労を無駄にせんでくれ

心まで溶かす日照りの日々

心まで凍らせる寒波の日々

見向きもされずに廻る日々に

耐えきれないような暴力の日々

やっとお前は

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満ちていく

満ちていく

藤井風さんの満ちていくという曲を聴いた。

初めは優しいピアノ音が流れて
聴く側の気持ちに寄り添ってくれる感覚。

2番目からテンポは上がってきて
歌詞と一緒に体を包み込んでくる感覚。

自然な曲調がありがたかった。
いきなり盛り上がられると
耳と心がついていかなくなる、今。

下記の歌詞が切なくて。身体が動いた。

両手の拳を眉間にくっつけて上を見上げて
膝を地面に落とし込んだ。お恥ずかしい。

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詩 サイドミラー

詩 サイドミラー

車内に散りばめる表情と

ミラーが見つめるその表情

景色を眺めて映るは

誰のためでもない横顔

頬を破いて破顔して

破いた頬を継ぎ接ぎする

サイドミラーに映るその姿は

まるで小さくか細い救難信号

無言でミラーは映し続ける

あなたが発する救難信号

どうか誰かに気づいて欲しくて

詩 同じ空の下

詩 同じ空の下

誰かの空が晴れる時

誰かの空には雨が注ぐ

世界の誰もが日差しを浴びて笑える日を

世界の誰もが雨に打たれて泣きたくなる日を

空から創ってはくれないでしょうか

私たちはいつまでも赤子のまま

口に入れ 指で触って

身体で心にしまうのです

暖かい陽に自然と崩れる口元を

冷たい雨に勝手に震える両肩を

降り注ぐ日差しへの微笑み方を

降り注ぐ豪雨の過ごし方を

同じ空の下 教え合う

全て

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御礼だって社会へのアクション

御礼だって社会へのアクション

コンビニ店員の方のある投稿をXで見た。

ありがとうございます。

お客様の去り際のこの言葉が嬉しい。と。僕は口をニンマリさせた。記憶が正しければ、ありがとうございます。と言葉を発しているから。ただ思うに、大多数の方々は「ありがとう」を声に出すか、少なくとも黙って頭を下げていると思う。

また、コンビニ店員の方が接客時に「ありがとうございました。」と言わない場合もあるそうだ。ブログ

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詩 心の掬い

詩 心の掬い

船は進めば涙に溢れ
船は停まれば虚無に溢れ
心なんて捨ててしまえと波の声
心だけは失いたくないと私は叫び
大嫌いな顔が描かれた帆は靡き続ける
心が生み出す創作に船押し潰されないよう
掬い続けて旅をする、船長、此の私の判断だ

数日前から小説に挑戦。思を落とし込む過程で、考の浅さに気づく。深めようと、又矜羯羅がって。進んで、悩んで、書き直し。人生ぽい。最後も途中も思いつかず。知識含め何も持ち合わせず。完成するのかね。

春の息吹

春の息吹

春が息吹けば息吹くほど

前途の寂寞に苛まれ

過ごした時間が名残惜しい

梅が蕾を膨まし頃

僕たちは大忙しに

最後の時を紡いでく

風景の写真は程々に

刻んでおきたい友との記憶

全員で集まる機会は最後かな?

友人たちと集まるたびに

心によぎる未来の寂寞

この寂寞とは一過性

新たな日々が埋めていく

寂寞を感じた事実こそ

心に閉まっておきたいと思わせる

桜が蕾を膨

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【短編小説】僕たちは繋がっている

【短編小説】僕たちは繋がっている

冬の朝。身体を小さく屈めて走り、僕は到着。何回か働いたこともある場所。派遣先のおかき工場。駐輪場の端に自転車停車、手袋を嵌めたまま、チェーンを車輪に巻き付ける。冷たい空気が未だ少し跳ねている肺目掛けて入り込み、僕は咳をした。

工場に入ると、ご挨拶。「おはようございます。」優しそうなおばさん事務員が軽く会釈と挨拶を返してくれた。タイムカードに出社時間を書いて、作業現場へと向かう。後ろには何人か人

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