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「好き」を守れ!

新たな環境に進む時には、必ずと言っていいほど自分の趣味に触れる機会がある。例えば、自己紹介のときや、話題がない中でなんとか間を埋めようと絞り出すときなど。

私の趣味はラジオで、平均したら一日に2時間ぐらいは毎日聴いているし、大学ではラジオのサークルにも所属している。だから、それなりにラジオのことが好きなはずである。

で、実際どんな感じに趣味を切り出すことになるかというと、

「実はラジオ聴くのが好きで、まあいっても聴き始めたのは最近なんだけどね。~~。」

何かが余計だ。別にいつから聴き始めたのかなんて重要じゃないはずだ。ほぼ無意識にそういう言葉をつけてしまうのは、万が一この人が自分よりラジオのことが好きだったらどうしよう、という思いが自分の中にあるからだろう。特にラジオはコアなファン(?)が多いという偏見があるから余計にかもしれない。

この件を通して気づいたのは、自分の「好き」を誰かと比べてしまっているのではないかということだ。

実際、世間でも新規のファンがいわゆる古参に非難されるケースも珍しくはない。また、例えばアイドルなんかはいくらでも金を出すことができるようなシステムになっていることが多いから、「貢いだお金の量」=「好き度」みたいになっているようにも感じる。

「好き」という感情を誰かと比べていいことなんて一つもない。最悪の場合、気持ちが冷めてそれを好きではなくなる。自分はそういう経験がいくつかある。

今のところ、これといった対処法が見つかってないのが痛いところですが、どうにか自分の「好き」を守れるように頑張ります。


読んでいただきありがとうございました。




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