見出し画像

クリスマス

1997年9月6日(土)
超巨大鏡餅状態の母は週に1度歩けなくなる。
歩けない日は長椅子の上で寝る。もう、ぐうぐう寝てる。
わたしはこっそり家を出て裏口へ回って中へ入った。

どこかから光が射す、狭い、物置みたいなところで小さな弟が眠っていた。

ドアの鍵をかけようとしたら、水平に3つの鍵穴が並んでいた。そして3つとも用をなさないことがわかった。
恐い人が来たら・・・ま、大丈夫だ。

弟は生成りの布1枚にくるまっていた。クリスマスだってのに寒くないんだろうか、と思っていると、「ぼくはこれでいいんだ」と目を覚ました。

クリスマスかあ・・・このごろ夢が寒かったわけだ。きのう夢で届いたはがきは「雪の教会」だった。「植えたのか?」ときかれた。「ホーリー」を植えたのかと。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?