サ活記録17 古町サウナ SAUNAKUMORI ビルの中で出会った「魚沼」
そういえば、今週、新潟市へ行った際に「SAUNAKUMORI」さんにお邪魔した。
前から気になっていたものの、なかなか行くタイミングがなかった。
満を持しての訪問である。
新潟市古町でバスを降り、歩くこと少々。
「ホテルイタリア軒」の向かいに堂々と輝く「SAUNA」の文字を発見。
小さなビルの2階に進む。
ドアを開けると受付である。
こちらはスマホで会員登録して、基本的にスマホで全て決済するシステム。
大変スマートで良い。
ただ、会員情報がパッと出せずに四苦八苦😅
初回は通常よりお安く入れる。
早速支度をして、サウナへ。
脱衣所はコンパクトながら、アメニティも揃っており、清潔感がある。
ドライヤーはダイソンのいいヤツだ!
丁度人がいなかったので、スタッフさんに伺うと撮影OKとのこと!😍
中に入ると、右手に水シャワー&ミニ水風呂。
左手には、お湯の出るシャワー。
進むと魚沼杉で絶妙なアーチを描かれたととのいイス、左手にサ室がある。
コンパクトながら最大限にスペースが活用されている。
シャワーで身を清めてサ室へ。
HARVIAのサウナストーブ。バケツとラドルが備えられ、ロウリュし放題である。
サウナストーブの上方から安田瓦でスタイリッシュにデザインされた壁が緩やかにカーブを描いており、熱波がよく回るようになっている。
サ室の木材には、我ら魚沼市民の誇りである「魚沼杉」が使われている。
他県の方からイメージしにくいらしいのだが、同じ新潟県でも新潟市と魚沼市は100キロ近く離れている。
魚沼市から新潟市へ来ると、都会に来たように感じる。別世界なのである。
新潟市内のビルで出会った魚沼にシンパシーを感じる。
少々サ室の温度が緩いように感じた。
ロウリュしまくれるようにするためなのかもしれないが、身体が温まるまで時間がかかりそうなので、ロウリュする。
熱波が緩やかにサ室に広がる。
落ち着く音楽が流れるサウナでゆっくりと瞑想。
よし、名物の水バケツへ。
水バケツのヒモを引っ張ると、チラーで冷やされた水が一気に身体へ。
ビビってゆっくりと冷やすのんてことを許さない笑
その下には簡易的なミニ水風呂。
簡易的ながら、こちらもチラーで冷やされてきんきんである。
体感で約9℃。
キンキンでずっと入っていられない笑
これは抜群である。
素早く拭き上げて、これまた魚沼杉のイスでととのう。
魚沼市内に「魚沼杉」を全面に打ち出したサウナは見受けられない。
魚沼だからこそできるサウナがあるはずだと筆者は心から確信している。
魚沼だからこその「ととのい」
想像するだけで「ととのい」そうである。
せっかくととのったのに、魚沼杉からイマジネーションが膨らみすぎて、ドーパミンが過剰になる。
さて、次のセット。
他のお客さんも来られたよう。
挨拶代わりに「ロウリュいいですか?」と声をかけ、ロウリュ。
フィンランドでは、ロウリュは相手への感謝、もてなしになるのである。
「安田瓦」と「魚沼杉」という、新潟の材料がふんだんに使われたサウナ。
コンパクトながらサイコーである。
チラーでキレッキレの水桶、水風呂も大変よろしい。
身体を拭き上げ、ダイソンのいいドライヤーで髪を乾かし、備え付けられた化粧水と乳液で肌を整える。
36歳のおじさんでも肌のお手入れは入念なのである。むしろおじさんだからか。
スタッフの方に伺うと、安田瓦も魚沼杉もオーナーさんのつながりで入手したものらしい。
やはり「つながり」は大切である。
古町から再びバスに乗り、万代シティで降りる。
サ飯で新潟名物、バスセンターのカレーをいただく。昔ながらの黄色いカレー。スパイスが程よく効いていて懐かしい気分。
どこかに学びに行くことは、「ととのい」場所を見つけるに同意義である。
街中で出会った魚沼の香り。
魚沼だからできるものを作りたいなぁ。