見出し画像

アクティブ・ブレイン・プログラム1日目

先日、訪問した愛知県の「瀬戸ツクルスクール」を主宰する一尾茂疋さんのアクティブ・ブレインの講座を受講した。

先日、お話させていただいた時もツクルスクールの元のなる理論として「アドラー心理学」「7つの習慣」「アクティブ・ブレイン」と仰っていた。

「アクティブ・ブレイン」はあまり聞いたことのなかったが、脳の使い方を理解した上で、理にかなった記憶法をしよう!というものらしい。その時も軽いデモンストレーションで、1~20の脈絡のない単語をスルスルと記憶して見せてくれた。

「へぇー、すごーい!」と思ったものの、
4日間にプログラムでそこそこのお値段のするプログラムである。
一瞬、ためらったが、来月から現場に戻るお土産にできるかもしれないし、悶々と現場に戻る恐怖?を感じているよりはマシだろうし、一尾さんからレクチャーしてもらえるなら十分にペイする価値があると判断。
受講を申し出た。

今日は1日目(AM、PMと二回分)

1コマ目


まず、記憶力を飛躍させる6つの基本的な考え方についてレクチャーを受ける。
(1)自信決意。プラスの意識の時こそ、人間の脳は動く!
(2)好奇心集中
(3)イメージ感受性。すべての言葉には実体がある。感情が豊かになると、脳がよりよく動く。
(4)目的ビジョン。夢をもつと、今が輝く!
(5)反復。才能とは努力し続ける能力のこと。レミニセンス現象。ポイントは、ゆっくり、正確に、気持ちよく。
(6)本当の理解。「なんとなく」「だいたい」ではなく、「ハッキリとわかった。」にする。どこがわからないか線引きできるようにする。

とのこと。
書いてしまえば、そんな難しいことも言っていない。
どれも、「そりゃそうだよねぇ」と納得できるものばかりである。
我々が学んできた『学び合い』にも通じるものがあると感じた。

さらに、例を交えながら説明していただき、それぞれの背景、考え方がわかる。
ツクルスクールの設計にもこの考え方がつながっていることを実感する。
説明を聞くうちに、現状の学校のシステムがいかに理に適っていないか再認識することになった笑


2コマ目


PMから、実践編にうつる。
詳しくは書けないが、イメージ連結法という方法で、1~20の単語を覚えていく…。

黙々と書いて覚えるというものではない。
ポイントを踏まえながら、連想をつなぎ合わせていくイメージである。
1~20の単語など、ほとんど覚えられないだろうと思っていたものの、段々コツがわかってくる。

一尾さんにうまく指導してもらいながら、最初の20個を記憶することができた。
そして後ろからも思い起こすことができる!

「おー!できたー!」という感じ。

できないことできるようになるとは何歳になっても嬉しいものである。
20個にプラスして、40個、60個と記憶する。

「あれ?覚えた!」

今までに体験したことのない不思議な感覚である。

頭は使うので疲労感はあるのだが、悶々としたふさぎ込むような疲労感ではない。

そして個人差はあるのだろうが、誰でもステップを踏めばできるようになることも実感できた。

これを早く知っておけば、もっと豊かな人生になっていたかもしれない。
いや、今も豊かなのだから、これをもとにもっと豊かにすればいいのだと感じる。

人間は放っておくとネガティブになる生き物だが、好奇心をもって、イメージと感情を豊かにすることでよりよい人生になっていくという話にも納得。

単なる記憶法のメソッドというより、それを通じてよりよい人生を送れるようにしたいし、その能力をメソッドを通して獲得することのできるプログラムだと感じた。

うん、この一回でも満足感があるのだが、あと2回の講座も楽しみである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?