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手探り手探り

前の記事で、好き がわからない。
という話を書いた。
しかし、こんな私にもそばにいてくれる
パートナーがいる。

今回はその人との話。

私のパートナーは、
穏やかで、少しSっ気があるけれど、
とてもあったかい人。

不器用な私に寄り添って、
「仕方ないなぁ」なんて少し微笑みながら手伝ってくれる。
けど、肝心なところは「自分でやってみ?」
って絶対手を出さない。
その代わり、近くで見守っててくれる。そんな人。

パートナーに向ける感情が、世間一般で見た時の「好き」かはわからない。

けれど、あの人のそばにいると心地よい。
家族のような親友のような、そんな感覚。

ドキドキすることもないし、嫉妬もしない。

飲み会もいってらっしゃい と送り出すし、
友達とも好きなだけ遊んでほしい。

パートナーが、私に「好き」と言ってくれた時、
とても複雑だった。
私にわからない感情を相手に抱かれて、どうしたら良いか、わからなかった。

けど、「あなたのペースで良いよ。大丈夫」
と言ってくれた時、「好き」の重圧から放たれた気がした。

一緒に歩んでくれる人がいるんだ。と驚いた。

今まで、好きを私に渡そうとしてくれる人は何人かいたが、それでも皆私が何も返せないでいると、そっと離れていった。

そうじゃなくて、一緒にいてくれる人がいるんだぁと。

「何でそんなに優しいの?」と聞くと
「さぁ、何でだろ?」と微笑んで返された。
その時
この人のこともう少し知りたいと思えた。だから、私は今のパートナーと共に歩んでいる。

連絡も全然んしないし
(←パートナーからは毎日くる)
会うのは月に2回。(←互いに多忙なため)

周りからは冷めてる、本当にその人でいいの?
なんて言われるけれど、今の関係が心地よい。

肩も腰も手を置かれるとなんだか嫌で、いつも払いのけちゃう私に、「あらら」って笑って頬をグリグリしてくるあなたへ。

パートナーという言葉がしっくりくる、
戦友のようなあなたへ。

いつもありがとう。
これからもよろしく!


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