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パートナーとの出会い

実は自分、パートナーとは6つ歳が離れている。
一緒にいる時は歳の差なんて全く感じないけれど、
周りの反応はだいたいこう。

「えー!どんな人なの?!」

ということで、
こう聞かれた時に答えられるよう、パートナーとのことについて、思い返していきたい。

今回はまず出会いから。

自分とパートナー(以降、パーって略します。)は短期バイトで出会った。

短期採用の人が荷物を置く部屋があって。
その部屋の中心に静かに座っているパーがいた。

まだ寒かったので、グレーのコートにトートバッグ
対して自分は服装指定が無かったのにも関わらず
スーツ。笑

そんな接点がなかった二人は、配属先が一緒になり、まず物を運ぶことからのスタート。

最初にかけた言葉は、挨拶でもなんでもなく

「はい、いきますよー。せーの!」

である。

あくまで、一緒に働く人。
それが記憶にある初めて会ったパーである。

味気ないねぇ

そこからどうやって仲良くなっていったかというと、その配属先にはとっても人当たりの良い、おっちゃんがいた。

そのおっちゃんが
キューピッドになってくれたのである。

基本、他人に無関心な自分と
特に周りに興味ないパーでも、
このおっちゃんは好きだった。

「なんかね、ここ、今日暇だね。」

おっちゃんが喋り出す

「ですねー、昨日とは大違い」

と自分が返す。

「今日何人来ましたっけ?」

パーが聞く

「えー、聞いちゃう?ちょっと待ってね、」

って仕事用の無線でそれらしく聞くおっちゃん。
そしてにこやかに顔を上げると

「たった10。」
っていうもんで、パーと二人で顔を合わせて笑う。「すっくな!」って。

それから、バイト先で人がいなくなった時には
おっちゃんの彼女の話とか、ここに来た経緯とか
今何をやってるのか、とかを3人で話し合った。

そうやって仲良くなっていき、早くも最終日

「バイト終わった記念にご飯食べに行かない?」

パーが言い出した。
おっちゃんと自分に向けて。

「「いいね!」」

二人して即OKを出し、向かった居酒屋。
そこにおっちゃんの姿はなく、
パーが一人で立っていた。

「あれ?」

そういうと、パーは「あー」と笑って

「彼女から呼び出し」って言って
居酒屋に入った。

混乱しながらも、飲みを楽しみ、その人は暗くなる前に帰った。

それが初ご飯である。

味気ないねぇ(2回目)

そこからなんでか、「相談がある」とパーに呼ばれて、お昼を一緒に食べて。ってな事を繰り返し…

そして3回目のお出かけで、告白された。

正直この時点までで、どうしてもパーは自分に相談事をするのか全く謎であった。
しかも途中から自分がたくさん喋らされている。

「はて、今日は何しに来たのか」
って何度思ったか。

つまり、パーの好意には全く気付かず、
その状態で告白されたので頭真っ白。

でもまぁ、パーの人柄とあったかい雰囲気とに絆され、「この人のこと知りたいかも?」と思って(思わされて)付き合うに至った。

返事はめっちゃ延期した笑
すっごく考えたし、パーとも話し合った。
(「手探り手探り」を読んでもらえれば、少しわかるかもしれません!)

ということで、
自分たちは
短期バイトで出会い
   ↓
ご飯に行くようになる
   ↓
  付き合う。

の流れで、パートナーになった。
因みにこの時、パーの考えや名前は知れども、職業も年齢も住んでるところも知らなかった。

パーの年齢を後から知って、
近い歳だと思っていたために、
少し衝撃を受けたのはここだけの話。 

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