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『腱鞘炎』について

こんにちは ねおぶりです。

ここ最近、紙に文字を書くことがほとんどなかったのですが、
先日、お世話になっている方にお手紙をお送りしようと思い筆を執りました。
出だしは順調だったのですが半分を過ぎたころからまぁ指や手首の痛いこと…
最近はほとんどスマホで済ましがちですが、たまには文字も書くようにしないといけないなと感じた瞬間でした。

そこで今日は『腱鞘炎』について調べてみました。

▼症状

腱鞘炎は、腱の周りの腱鞘(てんしょう)と呼ばれる組織の炎症を指します。一般的な腱鞘炎の症状には、以下のようなものがあります。

①痛み
腱鞘炎では、炎症がある場所で痛みを感じることがよくあります。
痛みは、腱の周りや近くの関節で感じられることがあります。
痛みは、軽度から激しいものまでさまざまです。

②腫れと赤み
腱鞘炎が進行すると、炎症による腫れや赤みが現れることがあります。
腫れや赤みは、炎症が進行している兆候です。

③摩擦音
腱鞘炎の場合、腱が腱鞘内で摩擦を起こすことがあります。
これにより、腱の動きに伴ってカサカサとした摩擦音が聞こえることがあります。

④運動制限
腱鞘炎が進行すると、腱の動きに制限が生じることがあります。
特定の動きや活動が痛みを引き起こすため、関節の可動範囲が制限されることがあります。

⑤疲労感
腱鞘炎の炎症は、腱周囲の組織に圧迫感や疲労感をもたらすことがあります。この疲労感は、特に長時間の使用や反復的な動作の後に感じやすいです。

ただし、腱鞘炎の症状は個人によって異なる場合があります。また、腱鞘炎以外の疾患も同様の症状を引き起こす場合がありますので、症状が出た場合には医師の診断を受けることをおすすめします。

▼原因

腱鞘炎の主な原因は、以下のような要素が関与しています。

①過度な使用や負荷
特定の運動や作業で同じ動作を繰り返すことや、長時間にわたって同じ姿勢を維持することは、腱鞘炎のリスクを高める要因です。
反復的な動作により腱に負荷がかかり、炎症が起こることがあります。

②急激な運動の変化
運動や活動のレベルや強度を急激に変えることも、腱鞘炎の原因となることがあります。
例えば、運動不足から急に激しい運動を行ったり、運動の形式を変えたりする場合に、腱に負荷がかかり炎症が生じることがあります。

④姿勢の問題
不適切な姿勢や体の使い方は、腱鞘炎を引き起こす要因となることがあります。例えば、手首や指の正しい位置やサポートがないままにキーボードを使ったり、工具を使った作業を行ったりすると、腱に負担がかかり炎症が生じる可能性があります。

⑤年齢と活動レベル
年齢とともに腱の柔軟性や強度が低下し、腱鞘炎の発症リスクが高まることがあります。また、特定のスポーツや活動を頻繁に行うことも、腱鞘炎のリスクを増加させる要因となります。

⑥他の疾患や条件
糖尿病や関節炎など、特定の疾患や条件が存在する場合、腱鞘炎の発症リスクが高まることがあります。
これらの状態は、腱の健康状態に影響を与え、炎症が起こりやすくなる可能性があります。

腱鞘炎は個人によって異なる原因が関与する場合もあります。適切な予防策を講じることや、適切な姿勢や体の使い方、適度な休息を取ることで、腱鞘炎のリスクを軽減することができます。

▼治療

腱鞘炎の治療方法は、症状の程度や個人の状況によって異なります。
以下に一般的な治療方法のいくつかを挙げますが、医師の指示に従うことが重要です。

①休息と活動制限
炎症を抑えるために、痛みのある活動や運動を制限し、関節や腱に負荷をかけないようにします。適切な休息を取ることで、炎症が収まることがあります。

②冷却療法
痛みや腫れを緩和するために、氷や冷却パックを患部に数回の短い間隔で適用します。ただし、氷を直接肌に触れさせないようにし、適切な保護を行ってください。

③薬物療法
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などの炎症を抑える薬物が処方される場合があります。これにより、痛みや腫れを軽減することができます。
一部の場合では、炎症を抑えるためにステロイド注射が使用されることもあります。

④物理療法
物理療法は、腱の柔軟性を改善し、筋力を回復させるために使用されます。これには、ストレッチング、強化運動、超音波療法、電気刺激療法などが含まれる場合があります。

⑤サポートや固定具
必要に応じて、関節や腱をサポートするためのテープ、バンデージ、スプリント、ブレースなどが使用されることがあります。
これにより、負荷を軽減し炎症を和らげることができます。

⑥手術
重度の腱鞘炎や保守的な治療が効果的でない場合には、手術が検討されることがあります。
手術では、炎症した腱鞘や周囲の組織を取り除く、腱を解放する、または修復するなどの処置が行われます。

治療計画は個々の状況に基づいて決定されるべきです。腱鞘炎の症状が出た場合には、医師や専門家に相談し、適切な治療方法を受けることが重要です。

▼予防

腱鞘炎の予防には以下のような対策が役立ちます。

①適切な姿勢と体の使い方
長時間の作業やスポーツを行う際には、正しい姿勢を保つことが重要です。手や腕を自然な位置に保ち、関節への負担を軽減するように注意しましょう。

②適度な休息とストレッチ
長時間の反復的な動作や負荷のかかる活動を行う場合には、適度な休息を取りましょう。また、ストレッチングを行って筋肉や腱の柔軟性を維持することも重要です。

③力の均等な分散
特定の筋肉や腱に過度の負荷がかかることを避けるために、運動や活動の際に力を均等に分散することが重要です。
腕や手の使用においては、大きな筋群を使うことや、動作を均等に分散させることを心掛けましょう。

④環境の改善
作業やスポーツの環境を改善することも予防策として効果的です。
作業台やデスクの高さを調整し、適切な姿勢を保ちやすくしたり、手首サポートやクッションマットなどのアイテムを使用することが考えられます。

⑤適切な装具の使用
高負荷の活動を行う場合には、関節をサポートするための装具(バンドやブレースなど)を使用することで、腱への負荷を軽減することができます。

⑥適度な運動量とトレーニング
適度な運動量を保ち、筋力や柔軟性を維持することも予防に役立ちます。
ただし、急激な運動量の増加や無理なトレーニングは逆効果となることがあるため、適切なトレーニング計画を立てましょう。

予防策は個人によって異なる場合がありますので、自身の状況に合わせた予防対策を取ることが重要です。また、初期の症状が現れた場合には、早めに医師の診断を受けることが大切です。

▼まとめ

今日は腱鞘炎について勉強しましたが、とても怖い病気だと感じました。

繰り返し同じ動作をしたり、手を使い過ぎたりすることが原因になるとのこと。手が痛くてしびれたり、炎症が起こることも。

それによって日常生活に支障をきたすこともあるようです。
特に手や指を使う仕事や、スマホやパソコンを長時間使用する場合は要注意ですね。

私も腱鞘炎に対して注意し、手を休めたり、同じ動作をしないように工夫することが大切だと思いました。しっかり予防して、健康な手で日常生活を送りたいと思いました。


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