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その音のハリは血と涙の上に!RYOGA "SKATER H3"

どうも佐藤です。

暑い日が続きますね。
カーテン開けっぱなしで寝て、日差しで目が覚めるっていう“爽やかな朝”は2日坊主で終了。暑すぎる。
でも最近はリビングに機材を移動させて日に当たりながらの作業にしたんですが、これはいいですね。作業もコーヒーも進む進む。

さてさて、今回テイスティングさせて頂いたのは、RYOGA"SKATER H3"です。

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こちらのギターも以前、島村楽器の名古屋ギターショールームで試奏させて頂いた内の一本です。
その時弾かせて貰ったのはピンクゴールドのやつでしたが今回はこのイタリアングレー。ギターでこんなグレーはワシはみたことがない!珍しい色ですよね!んで抱えて鏡を見てみたら結構ワシに似合ってた!
フォーマルな衣装にも合いそうですね。

トーンはすごくハリがあって綺麗な音が鳴ります。なんていうか、放っておいてもハリのある艶々な“若者の肌“って感じのハリではなく、見えないところで毎日ちゃんと手入れしている努力のハリって印象です。
「あらぁ!奥様ったらいつまでもお若いわねぇ!」っていう方ですね!しっかりと考えられた上で鳴る深みのあるハリって感じです。

弦同士の音の距離感もすごく絶妙で、一本一本の弦の音階がすごく綺麗に聴こえてきます。
全部の弦が「前に習え!」して秩序のある感じですね。
なので少し粗くピッキングをしてもそのコード感は損なわずその右手のニュアンスもしっかり汲んでくれるのですごく弾きやすいです。特にコードバッキングやアルペジオ、複弦でのフレーズに魅力を感じました。

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このギターを弾きながら海をイメージしました。サンサンとした夏のビーチではなく、”深海“
水をかき分けるその自分の音以外は何も聞こえない、そんな“未知”の深い海に“道”を求めて向かってスキンダイビング。そんなイメージで今回はデモ動画を作ってみました。
ただ、作り終わって気付いたんですがワシは極上のカナヅチ。
シワシワの実を食べたハリ無しのシワくちゃ人間です。

ギターについての詳細はこちらより↓