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HOWLUS開発日誌:アプリの目的はなんぞやと悶々 その2

他のいわゆる音楽SNSサービスと何が違うかをしばしば考える。

サービスとしての手段は色々あれど、「音楽を漫然と消費するのではなく、もっと音楽を楽しもう」という目的・課題感は割とみな共通していて、共感を覚えずにはいられない。

いろんなサービスやプロダクトが出来て、選択肢が増えて、(特に日本で)もっと音楽文化が豊かになったら良いなぁと思う。

とはいえ。全く同じプロダクトが幾つもあっても仕方ないので、HOWLUSは何が違うのかというのをなんとか言語化したい。と折に触れ思う。


最近、少し納得感を得られる言語化ができた。

「HOWLUSは情報交換の場」

音楽SNSとなると、音楽を軸として人と人が繋がったり、投稿したりするわけだが。誤解を恐れずいえば、HOWLUSはそこにあまり強い思いは求めてなくて。
もちろん音楽へのアツい思いを語ってもらうのも良いのだが、もっと日常的な「最近この曲好きだなぁ」とか「いつ聴いてもこの曲はアガるなぁ」とかとか。そんな大した言葉にもならないものも大事にしたい。

前にも書いたが、「学校で友達と音楽話でもりあがったように」というのがHOWLUSの根底にあるイメージで。


学校での音楽話って、実はそんなにアツい思いを共有する場ではなくて
「あの新曲聴いた?」とか
「最近のオススメある?」とか
「このアーティスト知ってる?」とか
「最近これ好きなんだよねぇ」「へー」
くらいのある種の情報交換をする場だったんじゃないかなと思う。

音楽仲間が好きだからといって、聴いてみて「いい!」となることもあれば、「ピンとこない」みたいなことも当然あって。それもあってか、必ずしも強い思いで薦め合うことはあまりなかった。自分の場合は。
(アツい思いを語るとしたら、好きなアーティストが共通してることが分かってる場合だった気がするな)

”ゆるく繋がる”というワードが、開発チームの話し合いでもしばしば出てくる。そんな音楽の情報交換のできる、ゆるく繋がる場にHOWLUSがなれたら。



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