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トップシェフ・ソムリエの監修するドリンクメニュー事例9選

「一流シェフ・ソムリエが監修したドリンクメニュー9選」というテーマで、商品開発担当者に向けた記事をお届けします。シェフやソムリエが監修することで、ドリンクメニューは単なる飲み物を超え、特別な体験を提供するものとなります。ここでは、実際に一流のプロフェッショナルが監修したドリンクメニューを9つご紹介し、それぞれの特徴と魅力について詳しく解説します。

シェフやソムリエが新しいドリンクメニューをどのように創り出し、その商品が市場でどのように差別化されているかを掘り下げていきます。例えば、ミシュラン2つ星を誇る「La Cime」の高田裕介シェフとシェイクシャックのコラボレーションや、辻口博啓シェフによる森永製菓の「リッチココア」など、それぞれの背景や開発ストーリーにも触れながら紹介します。

これらの監修事例を通じて、シェフやソムリエがいかにして商品に付加価値を与え、消費者に新しい体験を提供しているのかを理解していただけるでしょう。それでは、具体的な事例をご紹介していきます。



1. Shake Shack✕高田 裕介「ミックスジュースシェイク」

ミシュラン2つ星を誇るフレンチの名店「La Cime」の高田裕介シェフとシェイクシャックが2023年5月にコラボし、独創的なバーガーとシェイクを1日限定で提供しました。高田シェフはアジアのベストレストラン50で第8位にランクインする実力派で、ホルモン剤フリーのアンガスビーフやユズなど和の食材を巧みに取り入れ、新たな食感と風味を引き出しました。このコラボにより、シェイクシャックは一層の独自性と高品質を打ち出しました。

2. 森永製菓✕辻口 博啓「リッチココア」

辻口博啓シェフが監修した森永製菓の新製品「マリー<発酵バター香るメープルキャラメル>」と「リッチココア」は、2023年1月に発表されました。商品は、発酵バターの香りとミルクの優しい味わいを生かしたメープルキャラメル味のビスケットや、ベルガモット風味のビスケットと相性抜群のリッチココアが特徴です。辻口シェフの監修により、贅沢で上品な味わいが加わり、高級感と特別な時間を提供する商品となりました。

3. アンドモワ株式会社✕田崎 真也「ジン ジン ジン」

2017年10月、アンドモワ株式会社が有名ソムリエ田崎真也氏にカクテルの監修を依頼し、個室居酒屋の飲み放題メニューに新たな風を吹き込みました。ジンを使用した「ジン ジン ジン」はジンジャーとジンジャエールで大人の味わいを表現し、田崎氏の監修により一層洗練された飲み物として顧客に提供されました。このコラボレーションにより、商品の質と評価が大幅に向上しました。

4. 名糖産業株式会社✕柴田 武「ライチミルクティー・抹茶オレ」

2020年9月、名糖産業株式会社は名匠パティシエ柴田武氏の監修により「ライチミルクティー」と「抹茶オレ」を新発売しました。柴田氏はフランスの伝統を大切にし、多治見市出身のオーナーシェフで、インターナショナルな評価を得ています。ライチミルクティーは華やかなライチの香りとコク深いミルクティーが特徴で、抹茶オレは西尾産抹茶をブレンドした香り高い味わいです。彼の監修により、商品は特別なリッチさと独自性を得ています。

5.ローソン✕青木 定治「抹茶オーレ」

2021年8月、ローソンは一流パティシエ青木定治氏とコラボし、抹茶キャラメルシュークリームと抹茶オーレを発売。青木氏監修により、香り高い西尾抹茶やフランス産ゲランドの塩が使用された高品質な商品が誕生し、専門店の味わいを手軽に楽しむ価値を提供しました。

6.ダイドードリンコ株式会社✕ピエール・エルメ「和モダンブレンド茶」

パティスリー界の第一人者であるピエール・エルメ氏が、ダイドードリンコ株式会社と共同で2023年秋に「和モダンブレンド茶」を監修しました。商品の特徴は、国産茶葉の旨味とダージリン茶葉の華やかな香りを絶妙にブレンドしている点です。エルメ氏の監修により、洗練された和とモダンの雰囲気が調和し、リラックスしたひとときを提供する、特別な価値がもたらされました。

7.ダイドードリンコ株式会社✕ピエール・エルメ「カフェ・オ・ショコラ」

2019年にダイドードリンコ株式会社が、世界的に著名なパティシエ、ピエール・エルメ氏と共同で「ピエール・エルメ×ダイドーブレンド カフェ・オ・ショコラ」を開発した事例です。この商品は、深煎りエチオピア産モカブレンドコーヒーにエクアドル産チョコレートを加えた香料無添加のカフェラテで、エルメ氏のスイーツの魅力を取り入れています。彼の監修により、手軽に購入可能ながらも繊細で奥深い味わいがもたらされました。

8.ダイドードリンコ株式会社✕ピエール・エルメ「レモンティー」

2023年春夏にダイドードリンコ株式会社がピエール・エルメ氏と共同で発売した「ピエール・エルメ監修 レモンティー」は、2021年初リリース時に好評を得たレモンティーの進化版である。21世紀のパティスリー界を牽引するピエール・エルメ氏の監修により、華やかなレモンと紅茶の香り、控えめな甘さ、そしてシンプルなデザインが高級感を醸し出し、大人向けの洗練された一品が完成した。エルメ氏のフレーバーと世界観は、製品に一流の価値をもたらし、日常の気分転換に最適な商品に仕上がっている。

9.セブンイレブン✕ピエール・エルメ「ピスタチオドリンク」

2021年にセブン-イレブンが世界的パティシエ、ピエール・エルメとコラボし、リッチな味わいの「ピエール・エルメシグネチャー ピスタチオストロベリー」を発売しました。彼の監修により、いちごやラズベリーとピスタチオを組み合わせた飲むスイーツが誕生し、セブンイレブンに新しい高級感と魅力をもたらしました。

ドリンクメニュー監修に対応できるTasteLinkのシェフ・ソムリエ

例:小澤 一貴ソムリエ (レストラン:Crony)

例:大越 基裕ソムリエ (レストラン:ベトナム料理・An Di)

TasteLinkには商品開発・商品監修に対応可能な多くのシェフが参加しています。
小澤一貴ソムリエ大越基裕ソムリエ以外にも、商品開発・監修が可能なシェフを多数ご紹介しています。

今回ご紹介したような監修以外にも、既存商品へのアンケートやインタビューを行い、商品の改善や宣伝につなげることも可能です。
また、シェフ名やレストラン名を敢えて出さずに、商品クオリティを高めるサポート、コンサルティングを行うサービスも提供しています。

対応可能なシェフの一覧もご用意していますので、ご興味が有る方はTasteLink公式LINEにご登録の上、もしくはTasteLinkの公式サイトからお問い合わせください。

まとめ

この記事で紹介したシェフやソムリエ監修のドリンクメニューは、それぞれが独自の魅力と高い品質を持ち、商品に特別な価値を加えています。例えば、シェイクシャックと高田裕介シェフのコラボによる「ミックスジュースシェイク」や、辻口博啓シェフ監修の「リッチココア」、田崎真也氏が手掛けたカクテル「ジン ジン ジン」など、どのメニューも消費者に新しい味覚体験を提供しています。

シェフやソムリエに監修を依頼することで、ドリンクメニューの品質は格段に向上し、そのブランド価値も高まります。彼らの専門知識と創造性が商品に取り入れられることで、消費者にとって忘れられない特別な時間を演出することができます。

監修を依頼する際には、シェフやソムリエのスタイルが商品のコンセプトと一致しているか、またターゲットとする顧客のニーズに合致するかを慎重に検討することが重要です。適切なプロフェッショナルとのコラボレーションにより、商品はより一層魅力的なものとなり、市場での競争力を大きく高めることができます。

これらの事例から学べることは多く、ドリンクメニューにおける技術や創造性が消費者の心をどのように捉えるかがよくわかります。今後も、このようなコラボレーションがさらに多くのドリンクメニューに新しい価値をもたらすことを期待しています。

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