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安心安全ないやしの場所

今日は、先ほどまで、大学2年生の若者と2時間以上zoomで話してました。
とっても楽しかったです。
彼女自身の高校時代の経験から、「生き辛さを抱える高校生などが集える居場所を作りたい」という、高い目標を掲げている、とっても素敵な人でした。
いや~自分が同じ年齢の時は、そんな社会問題なんか全く考えていませんでした。
心から感心して、応援したくなりました。

彼女の高校時代の話を聴くと、大人数の場が苦手にも関わらず、集団活動を半ば強要されて、個々の特性の話には耳も傾けてもらえないという、日本の教育で度々登場する、人権の守られていないことがここでも平気で行われていたんだなあと改めて思いました。

彼女の、「何でも吸収したい」という姿勢がひしひしと感じられたものですから、私がこれまで体験してきたことで、彼女の役に立ちそうなことは思いつく限り伝えました。
ワクワクBACEの保育、非認知能力、ペタゴー、風の子学童、ドルトン学園、トーキングスティック、べてるの家、脳スタイルテスト、価値観ゲーム、水島広子さん、方眼ノート・・・
我ながら、結構色々なことをやってきたもんだと感心しました。
これらのものの共通点を考えてみると、「安心安全な場所」に通じるものだと気づきました。
自分が自分で居られる、自分らしい発言をした時に否定されずに受け入れてもらえるという安心安全な場所は、何より大事なことだとずっと感じていました。
多様性の尊重とも言いますね。
いくら立派な正しい理屈であっても、それが強制されて、異なった意見が言いにくい場は、管理コントロールの場になっていて、私は窮屈で息苦しくなってしまいます。
彼女とも、安心安全な場を作ることを目指して、協力していこうと話しました。

彼女からも、2冊の本の紹介と、「これまでの人生で、対話の練習をやったことがない」という問題提起を受けました。
なるほど私もこれまで色々なワークショップを開催しましたが、「対話の練習」を目的としたものはやったことがなかったなあと気づいたものです。
それで今度は彼女の仲間も引き入れて、対話の練習をzoomでやってみることにしました。
楽しい会になるでしょう。

最後に彼女は、「自分はいやしを与えられる人になりたい」と言っていました。
今日私は彼女から十分にいやしをいただきました。
実は私は学習意欲のある人に教えることがとても好きで、今日はたくさん教えることが出来て、とっても充実した時間を過ごすことができました。
これが私のいやしなんですね。

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