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【タス通信】先週のまとめ(6/27の週)

6月27日
【タス通信】
シェラトン事件には前例があった!
週刊新潮の恐るべき言論テロ、「信平狂言事件」を詳細にレポートします。

6月28日

【タス通信】
週刊新潮の小ばなし。
大企業に負けて控訴、だが結果は賠償金の増額と(一審では棄却されていた)謝罪広告まで認められるしまつ。また負けたか新潮社。
原告は謝罪文章やフォントのほか、掲載場所まで指定してきた。指定場所はなんと巻頭ページの目次の真下という→

→目次ページで謝罪とか恥すぎる。「そ、その場所だけはどうかご勘弁を・・・」命乞いする週刊新潮。怒り心頭の企業側はガンとして聞き入れず。さて、困り果てた週刊新潮はどうしたか!→

→なんとなんと謝罪広告掲載回だけ目次ページを巻末にもってきた!
おいー!厚顔無恥のくせにやる事がセコすぎるぜ(けど笑えるwww)
山口敬之さん!新潮社裁判では指定しといた方がいいですよ。謝罪広告は「”巻頭の”目次の下」って(笑)
*ちなみに大企業とはカネボウです。

6月29日

【タス通信】
週刊新潮のちゃらんぽらんはアストン・マーティンの記事にも如実に現れていた。裏とりは怠り「司法ジャーナリスト」からの聞き書きで記事にする。怠慢!そのくせ失礼千万!
独自に調べて呆れたわ。トーシロですらこれくらいなら調べて書けるんだよ?

6月30日

【タス通信】
週刊新潮のセコい謝罪その2。
相手は松本サリン報道の被害者河野さん。多くの誤報メディアの中で河野さんは家系図まで掲載した週刊新潮にのみ刑事告訴を検討。告訴か謝罪か迫る河野さんに新潮は、誌面を1ページ自由に使っていいと提案。→

→河野さんは佐藤亮一社長と松田宏編集長の写真入りでの謝罪文を要望。すると新潮は「しゃ、写真はご勘弁を・・・」とまたも命乞い。結局、社長名義で出ることとなった。→

→ところが掲載された謝罪文は社長名ではなく編集部名義。もちろん河野さんには何の相談もなく。河野さんは後に「弁護士同席で決めたことを守らなかったのは新潮社だけ」と憤りを語っている。ほんと、なんて出版社だよ(笑)→

→人の情けに付け込むこんな相手とは交渉の余地ナシ!問答無用で刑事告訴すべきだったね。賠償金額は100万円では足りないわ。
山口敬之さん!謝罪の名義人もしっかり指定しておいたほうがいいですよ!違反の場合の罰則付きで!

7月1日

【タス通信】
賠償金の値上げの経緯が分かりました。
なんとあの事件がきっかけとは!

7月2日

【タス通信】
キャサリン・J・フィッシャーさんの『涙のあとは乾く』が届いて遅まきながら読んでいる。2,3ページ進んだだけで、ああもうBBとの違いは歴然!
書物としての完成度は決して高くないのに、そういった欠点すらストーリーに圧倒的なリアリティーを添えている。→

→BBとの決定的な違いは「感情」でしょう。痛ましい事件現場からキャサリンさんの混乱・怒り・悲しみが怒涛のごとく畳み掛けてくる。これを作り話と思う読者はまず居るまい。→

→BBの、とってつけたような犯行現場の描写とは大違い。BBに事件に対する「感情」が無いことは編者・安藤泉氏にも指摘されており、書中では父親に「怒りがない」と語らせ、自身も山口さんに対する怒りはないと複数回告白している。→

→伊藤さん(のゴーストライター)は想像ですら書けなかったんだろう。必要なのはベルリンの西日などではなく警察署の便器の冷たさだ。『涙のあと~』を読むことで、かえってBBが何なのかが分かる。プロの安藤さんも分かっていたと確信する。

7月3日

【タス通信】
キャサリン・J・フィッシャーさんの『涙のあとは乾く』
著者は紛れもない性被害者であり、その点に疑念を抱く読者はいないだろう。逃げた犯人を追い続ける執念も天晴。その上で、やはりストーリーには解せない点もあった。

①当時の彼氏を追求しないこと
②横須賀署の異常な対応   →

→①Barで彼氏が1時間ほど離席した隙にDRDを入れられたらしく、氏が戻った時には泥酔同様だった。なのに氏は彼女を置き去りにした(置き去り!?)。その後彼女は被害に遭うこととなるが犯行には彼氏の共犯性が強く疑われる。なのに何故そこは追求しないのか。事件の後も恋人であり続ける。→

→②横須賀署では信じられない処遇を受ける。いくら悪名高い神奈川県警とはいえ、対応が悪いレベルを超えてまるで犯人扱い。ここまで酷いのには理由がありそう。考えられるのは米軍が通報時に彼女が売春婦であるかのように伝えたのではないかということ。→

→事件のあった2002年当時、横須賀に停泊中のキティーホーク黒人海兵隊員をbrotherと呼びつつ、好んで群がる若い女性たちがいて、性被害事件を招き一部社会問題化していた。TV番組で放映されたこともある。中には売春もあっただろう。→

→横須賀署はこの種の事件に辟易で、なおかつ(米軍の入れ知恵で)キャサリンさんは売春婦のごとく通報されてしまったのではないか。横須賀署を庇うわけではないが、あまりに異常な対応が不可解で、この事を以って「日本の警察はー」「性被害に無知でー」とやられるのには抵抗が残る。