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10日目(1/4)~新婚なのに女一人で歩きお遍路~「高知編」                    ◎重要拠点、室戸岬             ◎気になる夜通し100㎞の人

備忘録30(032)
※歩きお遍路の記録です。
料金や宿泊などの情報が知りたい方は
10日目(4/4)の「情報まとめ」を見てね。
2017年情報なので注意です。

【前回の記録】
7日目は24㎞、8日目は34.5㎞、9日目にして42㎞を達成。
なんという成長率!
「悟りの洞窟」は工事中で近づけもしなかったけれど…
高知県の最初の札所(寺)もお参りし、幸せな気分で寝落ちする。

超簡単なあらすじ

◎重要拠点、室戸岬

21:30
気が付いたら寝ていて
23:00
ハッとして荷物整理

眠れなーい
とか思っていたら
3:00を過ぎ
その後ウトウトっとして
現在4:45

変な睡眠になってしまった
バッチリ目が覚めたので
ストレッチしよう
流石に筋肉が硬くて痛い

宿の朝食6時半まで待てず
昨夜食べ損ねたパンを食べる

バランスの良い朝食
パンを食べた後でもペロリと完食
歩いていると食べても食べても空腹な感じ

車遍路中の夫婦とご一緒し
次の宿候補を聞いてみる
30Km先、善根宿ぜんこんやどがあるという

善根宿とは
民家を開放し
格安で泊めてくれる宿である
四国では
歩きお遍路さん専用の善根宿もある

その話を聞きつけて
宿のご亭主が地図を書いてくれた
皆さんとっても親切だなぁ(>_<)

それと、ここまでは無風だが
これより先は風が強くて進めなくなる
時間配分に注意と教えてくれた
室戸岬を超えてから風が変わるらしい
こういう情報
ホントにありがたい

7:40 出発
少し話過ぎてしまった(笑)
とは言え折角の室戸岬
室戸岬記念公園に寄ろう

室戸岬むろとみさき」はとっても有名
私もとっても楽しみにしていた

名前だけなら皆知っているのかな
因みにお遍路中
よく聞くワードである

お遍路さん一同はみんな言う
「着けば分かる」
かくして、
よく知らないが
何となく楽しみな場所となった

【室戸岬(むろとみさき)】
・太平洋に突き出た形の室戸半島。その先端に位置する岬。
・室戸岬記念公園=「室戸阿南海岸国定公園」という徳島から続く海岸一帯の立派な観光地。
・「日本新八景」「四国八十八景」に指定されている。
・なぜかお遍路さんは室戸岬までの話をしたがる。
・西日本有数のサーフィン場としても知られているらしい。

道中の皆様&パンフ等より
ほう
わくわく
うむ…

えーっと
なるほど、風が強い
波も結構ある
岩だらけだけど
サーフィンできるのかな?←

・・・( ^ω^)
ハッ!

放心してしまった

ここ数日
ずっと海を見ながら歩いてきた
かなり綺麗な海岸も多かった…

室戸岬
ぶっちゃけ
感動が 皆無 少ない
砂浜ではなくて岩が多いのと
風が強く波が強い
そして周りには熱帯植物
いやでも、
悪いところじゃないけどね
うーむ…

ここでようやく
先達せんだつ(先輩お遍路)の言葉を理解する
だから「着けば分かる」なのだろう
区切り(目印)としての話題ということだ
地図を確認してみよう

しつこい地図の登場(笑)
海沿いには目印が少ない
なんとなく一区切りっぽいでしょ?

今日の教えは
「思い込みに捕らわれない」
という感じだろうか

◎気になる夜通し100㎞の人

さてさて、進もう
宿で「風が強い時は町道を」
と教わった

国道と平行しているらしい
景色は国道の方が良いとのことだが
まぁ、ずっと見てきたし
今日は風強いし

第25番札所 【津照寺】

結構な急階段だが
山登りもないので
これくらいのはヨユーである♪
少し離れた海の良さに浸る

9:00
良い気分で再出発

道中で埼玉出身さんに再開

[埼玉出身のお遍路さん]
・7日目にお会いした歩きお遍路さん
・30代後半くらいの年齢で、埼玉から来ている
・ご病気をお持ちで、ヘルプマークという赤いカードを身に着けている
・「夜通し100㎞を歩く」予定だと聞いたが…

7日目(1/3)より

この埼玉出身さん
=埼玉さん(仮名)としよう

100㎞歩いたのだろうか?
それなら私と再会しなそうだけど…

この埼玉さん(仮)
よくしゃべる人のようだ
しかし
強い訛りと独特な感性により
コミュニケーションが中々難しい

いや、
そんなことを思ってはいけない
いけないけど…
ちょっと苦手…

100㎞歩けたのか知りたいのだが
訛りでよく分からないが
身の上話が始まった気がする


―――――――――――――――
室戸岬についての補足。
私はこの時、一日中歩きながら海を見ていました。
その感想を書いたので
ぜひ車やバスなどでサクッと到着してほしい。
きっと私とは違う感動に包まれるはず!

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