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料理の記憶

娘からの手紙

先日、7歳の娘が珍しく手紙を書いてくれた。

そこには「おとうさんへ。いつもおいしいごはんをつくってくれてありがとう。」と書かれていた。

お母さんに向けて書かれそうな内容で驚いた。まさか娘に料理について感謝されるとは思っていなかったが、素直に嬉しかったし、お母さんのようなお父さんって良いじゃんと思った。

子供の頃の記憶

その手紙がきっかけでもあるのか、最近ふと思い出したことで私は子供の頃、よく料理番組を見ていたことを思い出した。教育番組やアニメよりも料理番組に夢中だった。NHKの料理番組や日テレの3分クッキングなどであったと思う。なぜ料理番組に夢中だったのかはわからない。チャンネルを変ながら料理番組がしていたらそこで止めていた記憶がある。

よく流れていたテレビの通販番組でも、よく切れる包丁やどんな焦げ付きも綺麗に落ちるフライパンなど料理用具にも目を輝かせており興味が強かった。よく切れる包丁に憧れ、子供ながら砥石で包丁を研ぐことも楽しんでいた。

実際に子供の頃から料理を作ることも好きで、両親は共働きで昼間家には居らず、自分は野球部でよく食べる方であったため、腹が空けば家にある食材を使って自分で食べたいものを作って食べていた。特にこの頃はチャーハンを極めようとしていたことを思い出す。

小学校の自由研究でも「コシのあるうどん」をテーマに自分で粉から作った覚えもあるし、職業体験も町内のうどん屋さんを選択し、うどんの作り方を教えてもらった。

現在

そういったところから、私は料理を作ることが得意という意識があるわけではないが作ることに抵抗はなく、どちらかというとずっと好きな方である。

今は妻よりも仕事が早く終わって帰宅することもあり、料理の担当は私で毎日のレシピも考えて買い出しもいく。妻も完全に頼り切ってくれている様子である。

料理を作る中で一番の至福は味見をしながらビールを飲むこと。これがあるから今も飽きないのかもしれない。

特に料理を極めたいというわけでもないが、新しいレシピにはどんどん挑戦したいし、スイーツ作りにも手を出していきたい今日この頃である。


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