見出し画像

喇叭亭馬龍丑。日記「ジャズバー探訪記」3/18(月)

2024.3.18(月)

「ジャズバー探訪記」

「俺の二十四時間は、俺の二十四時間だ」という信念の下に、個人事業主なぞをやっている。偏屈かつ社会不適合かつナチュラルヒューマン。ナチュラルヒューマン?なにそれ。

*

 ジャズバーという聖地へ、酒を求め、モダンジャズを求め彷徨う…。ライバルは吉田類でお馴染み馬龍丑。のジャズバー探訪記、である。

 吉祥寺に買い物に来たついでに、以前トロンボーンの方から教えてもらったバーに立ち寄る。勿論、店内BGMはジャズだ。ウッディなスピーカーでウッディな音がする。

 誰かは分からないが、これは明らかにバスクラの音だ。エリック・ドルフィーでないことだけは確か。

 メニュー表がきちんと用意されており、各種カクテルも明朗会計でさすが阿佐ヶ谷とは違うな、と思いつつ、キューバリブレを呑む。美味い。

 しかし、禁煙。一杯で席を立つ。

 帰る時に気付いたのだが、飾ってあるレコードにケニー・ドリューのサインが。

「いいな、俺にくれよ」と思いつつ店をあとにする。

 煙草が吸える場所はこの街には何処にも存在しない。喫煙者が住みにくい街ナンバーワン、吉祥寺。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?