喇叭亭馬龍丑。日記「セッション放浪記①」「セッション放浪記②」「ソルフェージュ」6/2(日)〜6/4(火)
2024.6.2(日)
「セッション放浪記①」
さて六月も始まり、セッションにひたすら行きまくる日々が始まった。6/22のライブまでに目標十回。
しかし、片手一つで各店のセッション予定が教えてもらえるのはありがたい。手帳のカレンダー欄にセッション予定を書き込む。なんとかギリギリ十回はめ込む。一日も落とせない。体調に気をつけよう。
東急池上線の千鳥町まで。昔々、この近くで働いていたのだが、十年経っても別に変わらぬ景色。さして懐かしさも感じない。単なる過去。
今日はスタジオに集まってセッション。空手道場が同じ階にあり、どっちの修行か一瞬混乱する。
課題曲四曲あり。昨日、テーマを突貫で覚えた。こうやってスタンダードを一曲ずつ増やしていきたい。
ベース、ドラム、ギター、トロンボーン、アルトサックス、ヴァイオリン、の参加者。一曲ごとにテーマを振り分けたり、ソロ回したり、で二回ずつ。自分の課題はテンポ出し。何度かやらせてもらう。
解散。土砂降り。
2024.6.3(月)
「セッション放浪記② 新宿ドルチェヴィータ」
今度のライブでゲストサックスとして吹いてもらうマナティーに誘ってもらい、新宿区大久保のドルチェヴィータへ。今日も雨。土砂降り。
お店も、お店の方々も、セッションホストの方も、参加者の方も皆様、素敵。トランペットがよく響く空間でとても気持ち良く吹けた。
テンポ出し修行中の身、毎回やらせてもらう。今日はライブ用の曲をマナティーと共に三曲出来て良かった。
慣れなきゃならないことは山とある。一つ一つ頑張れ、俺。
2024.6.4(火)
「ソルフェージュ」
バンマスとソルフェージュのトレーニング。ソルフェージュ、とさも得意げに言っているが、さっき知った単語だ。新しい言葉を使いたがる三歳児。ヤーマン。
ことの始まりはこうだ。
「バンマスが二小節吹く。それを俺が真似して二小節吹く。それを演りたい!」
「ソルフェージュのこと?」
「ソルフェージュ?」
沈黙は金より重い。
「…つまり、聴音のトレーニングをしたい訳でしょ?」
「あー、おん。…ソルフェージュ!そのソルフェージュとやらを!」(へ〜。ソルフェージュって言うんだ)
といった具合だ。
バンマスが吹いたものを真似して吹く。キーと規定音決めてあるからわりかし出来た。でも、耳が良い訳じゃない。トランペット対トランペットなので、音に含まれるザラザラ感でなんとなくの音程を判断しているに過ぎないのかもしれない。
最終的に違う楽器の音を即座に奪い取れないと実践じゃ使えない。
*
仕事場戻って、一昨日昨日とセッションで得た、駄目な部分を改良するべく練習。唇がどんどん死んでいく。夜は夜でビッグバンドの練習もあるのに。
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吉祥寺へ。ビッグバンド練習。二週間ぶり、楽譜は手元にある。しかし、スモールコンボのライブの為の練習にかまけて今日は自信がない。良くない。唇も虫の息。良くない。相棒に助けられながらなんとかかんとか業務完了。
六月の三週目までに仕上げる曲が二十曲超ある。三歳児にはなかなか荷が重い。ファイト。
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