過失相殺の話

 こんにちは!

 みなさん、ご機嫌いかが?

 今回、少しだけ法律っぽい話をします。といっても、全然難しい話じゃないです。

 聞いたことありますか?


 自動車と歩行者がぶつかって事故ると、


 いつだって自動車の方が、悪くなる



って……。


 これって、


 普通に間違ってますから!!


 自動車が赤信号を突っ切って歩行者をはねた。

 この事実だけだと自動車が100%悪いことになるでしょう。常識的に考えて。


 しかし、仮に、赤信号無視した自動車に跳ねられた歩行者が、

 イヤフォンでガンガン音楽聴きながら、スマホいじりながら青になった信号だけチラッと確認して渡り、その上で信号無視の自動車に跳ね飛ばされたとします。


 この場合、歩行者にも「過失」が発生します。


 歩行者が生き残ったと仮定しましょう。

 自動車にはねられたら、当然怪我をしますよね。治療費が要りますね。当然怪我したんだから、治療費を自動車のドライバーに請求できます。

 しかしながらその治療費、


 減っちゃうかもです。

(タイトルの過失相殺の話が絡んできます)


 被害者(=この場合歩行者)の過失って、


 単なる不注意


 程度で成立してしまいます。


 不注意とは、「よそ見」とか「ぼーとしながら歩く」とか……私は実務家ではないので詳しい定義はわからないけど、たぶん、そんな感じです。


 ドライバーの方は、

 歩行者や自転車の過失を客観的に証明できるドライブレコーダーを設置しましょう。


 歩行者や自転車乗りの方は、


 すげー真面目に道を歩くなり通るなり渡るなりしましょう〜!

 横着したり、ドライバーの技術を過信すると、

 死んじゃいますよ。


 運転下手な奴多いから。割とマジで。


 そーゆー奴に限って、よく煽ってくるんだよなぁ……(´Д`)ハァ…


 出典元 「ビジネス法務検定3級公式テキスト」

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