見出し画像

taskeyのWebtoon(ウェブトゥーン)制作工程を大公開!【ネーム/下書き/着彩画像あり】

こんにちは!初めまして!taskey STUDIO リーダーの荒井です!
taskeyではWebtoon(ウェブトゥーン)市場で共に戦う仲間を募集いたします。

画像1

「21世紀、世界でもっとも読まれる物語を生み出す。」

そのビジョンを達成すべく、グローバルで盛り上がりを見せるWebtoon市場にtaskeyは挑戦いたします。

日本でも様々なWebtoonスタジオが立ち上がっていますが、

◆ taskeyではどのようにWebtoonを創っているの?
◆ どんなポジションを募集しているの?
◆ taskeyでWebtoonを創る面白みって何?
 

というところを紹介させていただき、「世界中で読まれる作品を創りたい」「オリジナル作品を創出したい」という熱量が高い方はどしどしご連絡ください。
応募ページはこちら

taskeyは世界的IPを創出することを理念においた企業なので、
ヒットさせるために自社作品のクオリティを追求できる土壌があります。

クリエイティブなやりがいを求める方、作品に対してストイックな方はマッチします。

では早速紹介していきましょう。

1. taskeyではどのようにWebtoonを創っているの?

Webtoonは下記のように制作工程が多いので、チームで分業して作るのが今や一般的です。taskeyでも同様に各工程ごとにクリエイターを配置し、チームで制作しております。

WT制作工程

・ネーム=ネームクリエイター
・線画=線画クリエイター
・着彩=着彩クリエイター
・背景=背景クリエイター

という風に各工程ごとにクリエイターに専念してもらいます。
実際に「ネーム→下書き/線画→着彩」に各クリエイターを配置して制作したのが下記です。

画像3

※制作中のコマとなります。
※左から「ネーム→下書き/線画→着彩/効果」

taskeyではWebtoonを縦読みのカラーコミックというよりは「スマホで読むアニメ」という風に解釈しており、アニメクオリティを週刊連載で実現すべく、チーム体制で取り組んでいます。

では具体的にどういう風に制作しているか、工程ごとに追ってみましょう。
今回は「脚本」「ネーム」「下書き/線画」「着彩/効果」の4つを紹介いたします。


 脚本

WT_脚本

100万人に読まれているヒット作品など、taskeyでは3,000以上のIPを有しており、これらのオリジナル作品をWebtoon化していきます。
※原作創りをするポジションもありますが、今回の記事では割愛。

原作シナリオをWebtoon化するためには「脚本」という工程があります。
「読んで楽しい」文字の物語を「見て楽しい」視覚的な物語にする必要があり、原作から変化が必要です。

例えば下記のようにアレンジしております。

WT_脚本例

これはホラー作品の脚本例で、「自分の家の窓の外を何か得体の知れぬものが通った」シーンとなります。
原作ではセリフによる説明で怖さを演出していますが、「動作」のあるシーンで迫り来る怖さを演出してみましょう。
するとこの脚本が下記のようなネームになります。

画像6


セリフで説明しなくても、読者にスリルを与える描写となりました。
このように視覚的な物語にしていくようにアレンジする工程が「脚本」です。工程担当者は、プロデューサーとなります。

 ネーム

WT_ネーム

日本の漫画文化で馴染みのあるネームという呼び方をしておりますが、
この工程の役割としては「絵コンテ」だったり「ストーリーボード」という呼び名の方がしっくり来るかもしれません。
ストーリーに映像的演出を付与した設計図といったところでしょうか。

画像15

ネームクリエイターに求められる能力は下記となります。

・演出を絵で説明できること
・意図した感情体験を起こさせる視覚表現ができること

具体的には

・キャラの位置
・キャラのポーズ
・キャラの表情
・カメラアングル
・背景とキャラの関係
・セリフ
・オノマトペ

などなどをコマごとに指定し、一連のWebtoonの描写を決定する大切な役割を担います。

例えば左のコマは、「教室」「先生が生徒に向かって歩きながら話す」「頬杖つく生徒」。右のコマは、「スマホをもった女の子」「頭を守るようにする」「怯えるように泣く」ということを描写し、「どんな絵にするのか」を他のクリエイターがわかるようにします。
時には文字で「悲しい表情」「机」など情報を絵に記載し、補完します。

この工程では下記の方が関わります。

制作:ネームクリエイター
監修:プロデューサー

プロデューサーは意図した感情体験を創出する「流れ」「構図」「描写」であるかをチェック。互いにアイデアを出し合いながら、ネームを完成させ、次工程へパスします。


 下書き/線画

背景下書き線画

キャラや背景の造形を完成させるのが「下書き/線画」の工程となります。
ここで主に必要なスキルは

・キャラデザ指示書を見て、キャラを再現する
・ネームの構図や描写を基に清書する

画像10

左側のネームでは「自分の部屋のベッドでスマホを手に寝ている女の子」を表しています(実際には文字でも情報を伝達)。

「キャラデザ指示書」「部屋の設計図」がネームとは別に資料とがあるので、それらも参考にして、線画クリエイターが書いていきます(画像右側)。完成形にグッと近づきましたね。

この工程では下記の方が関わります。

制作:線画クリエイター
監修:アートディレクター、プロデューサー

線画クリエイターが制作したイラストに対して、アートディレクターがデッサンやモチーフなどを監修します。プロデューサーは完成イメージと相違ないかチェックし、OKならFIXとなります。

背景に関しては3D素材を活用することも多々あり、それによって工数を短縮していきます。

画像11


 着彩/効果

着彩効果

アートディレクターが作成したレギュレーションを基に、着彩クリエイターが線画に着彩していきます。

KK_着彩効果

この工程は着彩だけでなく、シーンにあった効果を入れて仕上げる必要があります。例えば上記のコマでは「スマホ画面を見て心臓がドクンと跳ね上がる」シーンなので、以下の意図で仕上げております。

・目にハイライトを入れて人物の驚きを強調
・顔を中心に放射ぼかしを追加し、心臓音にあわせ身体が震えているような印象
・スマホ周りの光を顔に当て、スマホから受けている衝動であることの強調

Webtoonでは特に「光や影」のライティング演出が肝となっており重要な要素です。

この工程では下記の方が関わります。

制作:着彩クリエイター
監修:アートディレクター、プロデューサー

着彩クリエイターが制作したイラストに対して、アートディレクターがカラーや効果などを監修します。プロデューサーは意図した感情体験を創れているかチェックし、OKならFIXとなります。

仕上げのコマが完成したときは思わずテンション上がります。
Webtoon制作の醍醐味じゃないでしょうか。

醍醐味

2. どんなポジションを募集しているの?

以下のポジションを募集しています!

・Webtoonプロデューサー
・AD(アートディレクター)
・Webtoonディレクター
・ネームクリエイター
・線画クリエイター
・着彩クリエイター
・背景クリエイター

それぞれの主な役割は以下です。

 ディレクター/プロデューサー職

◆ Webtoonプロデューサー
・作品の全行程の最高責任者
・作品のレギュレーション決め
・全行程の監修
・脚本制作または監修
・ネーム監修
※エンタメ系コンテンツ(マンガ/アニメ/ゲーム/映像/映画)の企画・制作・プロデュース経験のある方が対象
◆ AD(アートディレクター)
・作品のビジュアル全般の監督
・ビジュアルのレギュレーション決め
・キャラデザ監修 or 制作
・線画、着彩監修
・演出効果の指定
※イラストの実務経験のある方(フリーランス含む)が対象。監修経験、レギュレーション制作経験のある方歓迎。
◆ Webtoonディレクター
・Webtoonプロデューサーのアシスタント
・進行管理
※Webtoonプロデューサーへキャリアステップします
※エンタメが好きで「ヒット作品をつくる」という強い熱意と意欲のある方が対象

上記3職の業務領域イメージは下記図です。
※クリエイターやアートハウスと連携していきます。

全体図

続いてクリエイター職の募集職種です。

 クリエイター職

◆ ネームクリエイター
・ネーム制作
◆ 線画クリエイター
・下書き/線画制作
◆ 着彩クリエイター
・着彩/効果制作
◆ 背景クリエイター
・背景制作
・3D背景アセットのはめこみ

クリエイター職は各工程のプロフェッショナルとして、作品を創り上げていくポジションとなります。自らの手で作品を制作していくポジションであり、ゲームイラストや漫画、アニメを制作している方は特に力を発揮できます。

最後にtaskeyの強みを簡単に紹介させてください。
※応募フォームは下部にございます。

3. taskeyでWebtoonを創る面白み

taskeyはアジアNo.1の企業、中国・Tencent(腾讯)グループと資本提携をし、制作予算・海外展開の面においても充分な資金力があります。
予算に縛られ作品を組み立てるのではなく、創りたい・創るべき作品から予算を組み立てることができます。
※資本提携についての詳しい内容についてはこちら。

そして完全自社オリジナル作品だからこそ、クリエイティビティを存分に発揮できる機会がたくさんあります。
あなたのアイデアがダイレクトに作品に反映されやすく、制作の醍醐味を存分に味わうことができます。

「世界中で読まれる作品を創りたい」「オリジナル作品を創出したい」という熱量が高い方はどしどしご連絡ください。

読者がワクワクするような作品を一緒に作りましょう。
下記の採用ページから、ご応募お待ちしております。


本記事で一部お見せした画像の中に含まれている作品『監禁区域レベルX』は2022年春公開予定です!

▼ティザーPVはこちら

画像16


いいなと思ったら応援しよう!