ブラック企業で働いてた話②

天国なのは正式に入社する前の研修まで、でも研修中も隠しきれない地獄は見えてました。

前回、内定先から就職先を蹴ってしたわけですが、僕が就職したのは一応全国に多種の専門学校を展開してる学校法人でした。

ここで、求人や会社説明から、研修時代までは、
・業務は簡単
・先輩方は優しい
・定時退社
といったホワイトに見える場所でした。
研修が終わった途端、これが一気に地獄と化すのですが…

しかし、この研修までの期間でも地獄の入口は見えていて、気づかなかっただけ…

いや、気づかないふりをしていただけなのです。

若い方々は、どうかこの先の参考にしてもらえればと思います。

①陽キャの宗教みたいなノリ

会社説明会の時はこれを押し出されてなかったのですが、内定を決めた瞬間に先輩となる人々から、このノリへの洗脳が始まりました。

具体的には…
・青春とやりがいを売りにした数々の謳い文句
・成長を盾にした組織を批判させない体制
・成長のために仕事をしまくった人間が偉いという風潮

などが様々なところで繰り返し言われます。

当時は「頑張らなきゃ!」と思ってましたが、今はわかる。
コレはやばいサインだった…

今の僕はこの反省を胸に生きているので、就活生の皆さんに教訓をお伝えすると、
「自分が何をやりたいか」を明確にして就活をすべきだと思います。

なんでもいいから、この指針を探した方がいいです。マジで。

そうじゃないと僕みたく、壊れるまでブラック企業から抜け出せなくなります。

②業務内容が説明会と違う

求人上では「総合職」という職種なので、考えてみれば「説明と違う!」と訴えられないしくみには上手いことなってるのですが…

会社説明会では、
・ホームルームを担当するクラス担任
・オープンキャンパスでの高校生と保護者への説明役
という業務内容しか聞かされてなかったのですが、蓋を開けてみると…

コレにプラスして
・1年目はあるだけの雑用全て
・就職指導
・実習先の確保
・ブログやSNSの更新
・求人の確保
などなど、ぶっちゃけて言えば「経理以外全部」が業務内容でしたw

そりゃあ、定時に帰るのは不可能ですね。

ちなみにこの頃の僕はとても容量の良くない人間かつ、体育会系の素敵でヒステリックでサディストな先輩方に恵まれていたので、だいたい深夜2-4時くらいまで仕事させられてました…


③サビ残上等!定時退社はファンタジー

ここまでで書いたように、研修企画中は定時で帰されました。

しかし、毎回帰る時に先輩方はまだ帰る雰囲気が一切なかったので、おかしいと思ってたんです…

そして、正式に入社すると、さっきのような業務量にプラスして、「なんで仕事終わってねーのに帰るんだよ?」という先輩方からの圧力により、みんなが帰るまで帰れない日々が発生するわけです。

ちなみに、残業代はついてません。
正式にはタイムカード上は、2時間くらいしか毎度残業したことになっていなかったはずです。

これは、とある先輩からの圧力によるものでした。

ブラック企業には、ブラックな人材もちゃんといる!

…というわけで、明日は僕がきっと死ぬまで恨み続けるであろう人物

パワハラ軍曹のD先輩についてのお話です。
それでは、また明日…

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