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カレンダーは月曜始まり派

懲りない人間なので、毎年毎年、カレンダーと手帳を新調する。カレンダーは職場のデスクに置くためのもので、手帳は鞄に忍ばせるためのもの。

「予定を細やかに書き込むことになるだろうから、マス目が大きい実用的なものを」と思い、何の飾り気もないカレンダーを買う。
「時間単位で予定が入ることもあるだろうから、マンスリーカレンダーとバーチカルカレンダーがセットになったものを」と思い、それなりに立派な手帳を買う。
毎年初めの、恒例行事。

でも結局、生来の三日坊主っぷりを発揮して、年度が変わる4月頃には書き込む頻度が極端に減り、単なるデスク上のインテリアと鞄の中のファッション小物と化す(この場合、三ヶ月坊主か)。
これも、毎年の恒例行事。

そんなわけで、今年もやっぱり、買ってしまった。しかも、年が明けてだいぶ経った今になって。

昔から、カレンダーは月曜始まりでないと日付を見間違える。これ、前の職場での経験則なのだけれど、年代によって日曜始まり派と月曜始まり派がわかれるような気がする。

以前読んでいた東京新聞の日曜版に「週のはじめに考える」というコーナーがあって、「日曜日に『週のはじめ』と言われると、せっかくの休みなのにもう平日が始まっているような気にさせられて嫌だなぁ」と思ったものだが、これも、週のはじめを日曜日と考えるか、それとも月曜日と考えるかの違いだろう。

それはさておき、まっさらなカレンダーをめくりながら、「1年、長いなぁ。次の夏頃は何をしていて、冬にはどうしているだろうなぁ」などと考えてしまうのも、毎年のこと。
今年はいっそのこと、未来日記よろしく「このときはこうしている(はず)」という願望を、ゴリゴリと書き込んでしまおうか。

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