20歳のころに

20歳のころ、何をしていたかなぁ。およそ10年前のこと。

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成人式には行かなかったけど、その後に開かれていた高校の同窓会のようなものには足を運んだ。そのときの写真が残っているけど、特段変わった様子もない。というか、一緒に映っているメンバーを見ると、今でもそれなりの頻度で顔を合わせる人々ばかり。その意味では、変わらぬ付き合いをしているなぁ、とは思う。

そういえば自動車の運転免許を取得したのは20歳のときだった。
取りたての免許を持ち、友人６人が集まって東北旅行をした…ということは、今写真を見返していて思い出した。

電車を乗り継いで、初めて江ノ島に行ったのもこの年だったらしい。そして、交通博物館の後継施設である大宮の鉄道博物館にも、この年に訪れている（そしてその後行っていない）。

そうそう、３人で行くはずだった大阪～四国～広島を巡る旅が、急なキャンセルによって２人で行くことになったのも、20歳のときだった。それからその友人とは、これまで何度も２人で旅をしてきた。

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10年経って、当然ながら変わったこともあれば、変わらないこともある。
学生ではなくなって仕事をするようになったけれど、「人」について考えているということには驚くほど変わりがない。それに、本も相変わらず好きだ。

さらにもう10年経ったとき、20歳のころのこと、そして30歳のころのことをどう思い出すかは定かではないが、やっぱり「意外と変わってないなぁ」と思うような気もする。そりゃもちろん変わらざるを得ない部分や変わっているべき部分もあるだろうが、根本は揺るいでいないはず…揺るがずにいたい。

30歳の、ひとりごと。

※トップ画像は、10年前の旅行の際、松山城で撮影したもの。