早炊き二合
雑多です
俺男 傷はないけど フェミニズム って(すみませんセンスはありません)川柳思いついたけど、現行の社会に不当な傷をつけられずに生きてこられたという特権は確かに持っているから、こんな川柳作れるっていう批判は自分のなかにあって。でも、そういう人が発言することにはデメリットはあるけどメリットもあるわけで。 川柳が女性差別の歴史をもっているかどうかはあんま調べずに発信をしてしまうわけだけど。 とりあえず色んな差別がなくなればいいな、とは思っているという意味でフェミニストで
実家に帰ると、妹が泣いていた。受験勉強がしんどいようだ。 共通テスト頑張れムード一色の世間だが、振り返れば現役受験生のときから苦手な雰囲気だった。 サンボマスター聴いてカロリーメイト食ってるようなやつは、自分に酔ってるやつだった。そういう奴が落ちるとは限らないが、受かるとも限らない。 結果と過程が結びつかない残酷さを、美しいと思う感性は、あの頃の歪みが生んだものらしい。 Mr.Children『fanfare』
ベランダの向こうから、トラックがバックするときの電子音が聞こえる。 ちょうど流していた曲のリズムにハマった。 休日の昼下がり、音楽を聴きながらまどろむ。この瞬間のために生きてきたし、生きていく。 スピッツ『夢追い虫』
すべては、たった今から何ができるか。 それしかない。 昨日は何もしたくなくて『ゴールデンカムイ』全巻読んで一日をスキップしてしまった気分になっていても、関係ない。 Mr.Children『ヒカリノアトリエ』
「マイペースだね」と言われたので、「ほかの人がどんなペースで生きているのかよくわからない。だから、自分がマイペースだと思ったことはない」と言ったら、「マイペースだね」と言われた。 そう言われると、自分はホンモノのマイペースな人間かもしれない。今日だって、ずっと口ずさんでいるのは、生まれる前のこの曲だ。でも、いいものに時代は関係ない。 薬師丸ひろ子『Woman "Wの悲劇"より』
実家の大掃除に参加した。名前も知らない先祖の写真の掃除が、わたしの担当になった。「住んでないんだけど」と母に言ってしまったときの、意外そうな、少し取り繕うような笑い方が印象に残った。 写真を水拭きしていると、去年亡くなった祖母の遺影も出てきた。ずいぶん若い頃の写真を選んだものだ。写真の中の祖母は色付きのメガネをかけていて、葬式のときは「この写真で…?」と母が笑っていた。 空拭きすると、ガラスがきれいになっていく。母がいまさら窓を開ける。父に写真をもとの位置へ戻しても
ホームで30円引きのメロンパンを食べていたら、電車が来てしまった。食べかけをどうにもできないので、一本乗り過ごすことにする。他のお客さんは全員乗り込み、ホームが空っぽになった。 メロンパンを食べ終え立ち上がると、膝のうえからスマホを落としてしまった。何度落としてもキズひとつ入らない不思議なスマホなので、特に心配せず拾う。 7分後に来た電車に乗ると、斜め前に網タイツの女性が座っていた。あいかわらず、防寒性がなさすぎる。なんで履いているのかはわからないが、そういう表現が
物事を続けられずに悩む人は多い。ただ、そういう人は雑に分けると二種類いると思う。「意思の弱い人」と「意志の強い人」だ。 「意思の弱い人」は、そもそも継続しようとするモチベーションが薄いので、ある意味続かなくて当然だ。「わたしって三日坊主で、ほんとダメ~」と訊いてもないのに自己申告する人はだいたいこのタイプだと思う。 じゃあ「意志の強い人」がなんで継続できないかというと、理想が高すぎるからだ。自分をルールでがんじがらめにして、毎日継続しようとするタイプ。「いや本当に意
とてもいいくつ下を見つけた。私はくつ下がずり落ちてくるのがとても嫌で、ひざ下くらいまで丈のあるものを履くようにしている。短いやつだと足を組んだときにすねが見えるので、それも嫌だ。落ち着いて生活をすることができない。すねが出ているかもしれないと思うと、おちおち仕事にも集中できない。 そんなわけで長いくつ下をよく探すのだが、まっしろなやつが見つからない。長いくつ下はビジネス向けのものが多く、ビジネス的に白はNGだからなのか、暗い色は多いが白はない。今までいくら探しても見つか
M-1を観ていない。ケーキも買ってない。昨日は銭湯に行ったら、麦茶みたいな色なのに無臭の湯船に浸かったのがハイライトだった。あれはいったい何の色だったんだろう。何かが入った洗濯ネットがぷかぷか浮いていたが、いかんせん香りが全くしない。ついこの間が冬至だったので、恐らく柚子なのだろうが、ただただ茶色いエキスがにじみ出しているだけだった。前日から使っていて、香りが飛んじゃったのだろうか。 そんな生活なので、今日も特別なことはしていない。出社するときに普段は行かないスーパーに
なぜ、洋服屋で暖房をつけるのか。いや、暖房に限らず、なぜ空調をつけるのか。 洋服は、季節によって推し出す商品が違う。洋服屋は天気予報とにらめっこをして、ストックを右往左往しているのだろう。店頭には、その季節に合った商品が並べられ、「よろしければ試着もできますので」という、もちろん知っていることを伝えてくれる。まあ許可ももらったし、と試着をお願いすれば、店内でその商品が着られる。今の時期なら例えばダウンを買ったりするので、試着室までいかなくてもなぁ…と思いながら、逆らえず
人生最”推し”の映画に出会った。 配役、演技、演出、脚本、画角、表現のレイヤーの傾斜のつけ方、音楽、その他すべてを総合して、「The 私好み」のバランス感覚だった。 まず、観る前から期待度がとても高かった。自分が今の仕事に悩んでいること、予告編で十分伝わってくる平山のような生き方に元々憧れがあること、ストイックで洗練された、静かで観客に集中力を求める表現方法、全てに予感として惹かれていた。また、The Tokyo ToiletをSWITCHから知り、ずっと興味がくす
『引用文献』ほど面倒くさいものはない。 私は少し前まで大学生で、卒論が必要なタイプのゼミに入っていた。専攻自体は結構好きだったので、卒論もなかなか楽しく取り組んでいたのだが、どーしても面倒くさくてしょうがなかったのが『引用文献』だ。 要は、引用文献って「自分の言いたいことは誰かのパクリじゃなくて、かといって根拠がないわけでもない」ことの証拠である。この証拠を探すために、研究者たちは結構な時間を費やす。もちろん、自分の興味があるテーマで書かれた文章をたくさん読めるので
こんな熟語は辞書に載っていない。性悪な真似のようで申し訳ないが、「あれ、載ってないのか」と思った人はいないだろうか。 「正誤」ならある。「善悪」も。でも、「正悪」はない。それなのに、あれ、ないのかな~と思ってしまうのは、「正義と悪」というセットで使われることが多いからだろう。でも、これって実はとんでもない混同なんじゃないだろうか。 「正誤」は、明確な基準・ルールがあるときに使われる。あるべき姿がくっきりした境界を持っていて、そこに当てはまるかどうか、完全に二分できる
チャットモンチーが好きだ。 『世界が終わる夜に』の擦り切れるような憂鬱も、『バスロマンス』のかわいさも、『恋の煙』の歌詞のハマりぐあいも最高(Base Ball Bear小出さんとの『同期Ver.』もやばい)。そんな楽曲群の中でも、自分にとって特別大好きな一曲が『シャングリラ』だ。 まずイントロ。シンプルで暴力的なかっこよさ。「こんなんかっこいいにきまってるじゃん」と思うけど、誰でもできるわけじゃない。 サビの特徴的なメロディーも中毒性がある。実は、はじめて聴いた
最初の記事でどうなんだこのタイトル。いきなり後ろ振り返っちゃってるよ。 こんばんは、早炊き二合です。今日から、コツコツ日記を書いていきます。暇でどうしようもなくて、手元のお菓子の成分表示を熟読しようとしているそこのあなた、代わりにこの文章を読んでくれ。ちなみに、成分表示は使われている分量が多い順に書いてあるらしい。今日食べたかもめの卵は一発目に「砂糖」って書いてあった気がするが、忘れよう(反省はしない)。 さて、最近冷えるので、この間近所の銭湯に行った。湯船に浸かっ