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請求書か

ターザン山本

火曜日だろ。Voicy「風の声ラヂオ」の収録日。神田の貸しビル。1室。小部屋。時間貸し。60分で4本取り。一気に勝負。1本は10分だから。パートナーとの呼吸が合わないと無理。不可能。

テーマは何にするか？　互いにアイデアを持ち寄り検討。だいたい上手くいく。不思議だ。火曜日、木曜日、土曜日、月曜日の順でアップする。よし、できた。

合格。後は野となれ山となれだ。歩いて10分のところにあるサンマルクカフェに直行。反省会。雑談。世間話。意見交換。4本タイトルは何にする？　それが一番、大事なのだ。

俺はそれが得意。0.1秒で答えを出す。タイトルはコンパクト、インパクトを良しとする。アジテーションの意味もある。ここの2階は客が少なくていい。

スペースも広い。周りを気にする必要がない。12時、正午になったので解散。私はJRで両国へ。相撲観戦。今日は10日目だ。待ち合わせは13時30分。

1時間、早い。駅前のサンマルクカフェで一服。今度はひとりの時間。ここはほぼ満席状態だ。お昼時間だしね。突然、前を通った男性から「オシャレだねえ」と声をかけられた。

13時50分、国技館に入る。まずは休憩所でちゃんこをいただく。ランチ代わりだ。オイシイ。納得。幕下上位の相撲から見始める。それから十両の土俵入り。

炎鵬が負けた。残念。そして幕内、土俵入り。遠藤が休場？　え？　そうなの。明瀬山が栃ノ心に勝った。まさか。注目の力士は翔猿、照強、翠富士の小兵三羽烏だ。

小さいものがデカいものを倒す。このダイナミズムが最高の快感。言うことなし。小よく大を制すだ。照ノ富士が敗れた。千代の国も。2敗力士がいない。1敗は小結の高安だけ。

前評判ではまったく名前が上がらなかったのにね。大関、カムバックへの執念か。結びの一番が終わるとタクシー。ビリーザキッドでテキサスステーキ、ジャンボ。

400グラム。閉店時間の21時までいた。お腹、満腹。帰宅すると大谷から電話あり。『シン・エヴァンゲリアン』の庵野秀明監督についていろいろ質問された。

まずはその映画を見ないことには何も始まらない。春場所が終わったら映画三昧だ。玄関には請求書が。ガス、水道、電気、NHK、携帯、森永乳業。あ、もう、地獄の月末かあ。

ヤバいぜ。こっちは年収、マイナス300万円男。3月は収入なし。“四字熟語”は請求書か。


ターザン大陸より）
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