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関内密航

今日、6月25日、木曜日は最初の予定では大相撲、春場所、12日を見に行くはずだった。そのつもりをしていたが土曜日、14日目に変更。え? じゃあ、急にフリータイム。

そうだ、横浜シネマリンでやっているタルコフスキーの映画を見に行こう。決めた。遠いけどね。立石からだと時間がかかる。関係ない。行くと決めたら行くんだよ。

しかもラッキーだったのはなんと一番、見たかった『ノスタルジア』と『アンドレイ・ルブリョフ』の2本立てではないか。『ノスタルジア』は14時00分。

『アンドレイ・ルブリョフ』は16時15分。後者は3時間を超える。終わるのは19時50分だ。完全な長丁場。その前にどうせ横浜に行くならあの人に会おう。

LINEでメール。京浜東北戦の関内駅改札口、11時15分、待ち合わせ。出迎えていた。近くにカフェ、ベローチェがありそこでお茶した。私の誕生日は来月の4月26日だ。

1ヶ月前なのに迷彩キャップとボン・ジョヴィのTシャツをバースデープレゼントしてくれた。ありがとう。

それからおよそ2時間、プロレス談義。すべて昔の話。彼は外国人レスラーが好きで団体では国際プロレスのファンなのだ。

日本プロレス、国際プロレス、新日本プロレス、全日本プロレスの4団体のリングに上がった外国人は誰? ディック・マードック以外のレスラーを当てる。5人いた。

そんなことを話題にするとは俺たち変態だよ。おかしい。ベローチェを出ると伊勢崎町方面へ歩いていく。その途中に映画館、横浜シネマリンがあるのだ。

ビルの地下。チケットを買った。彼が伊勢崎商店で写真と動画を撮ってくれた。映画を見るだけで終わらせなかったのは大正解だ。

ここが大事。この偶然、思い付き、アイデアがいいのだ。彼も喜んでくれた。また、近いうちに会おうと約束。中華街だ。押忍。さて問題の映画。ハッキリ言って衝撃。

両方とも白黒。カラーではない。『アンドレイ・ルブリョフ』は1967年の昨品。今から54年前だ。私がまだ21歳。どちらかいうと『ノスタルジア』よりこっちの方が好きだ。

この映画を強力に推薦したのは別の友人だ。相撲観戦がなくなったのも何かの縁。私は見るべくしてタルコフスキーの映画を見ることができたのだ。神は常に私に味方している。

そうとしか考えられない展開だ。創作意欲が爆発しそうだ。それほど強い刺激を受けた。立石駅に着くとその仕掛け人にすぐお礼の電話。そこでまた30分ばかりおしゃべり。

またしても彼は多くのヒントを教えてくれた。大変な1日だった。俺は恵まれている。明らかにそうだ。“四字熟語”は関内密航。


ターザン大陸より)
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