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炎を操るトカゲ サラマンダー

火を司る精霊、サラマンダー
今回はこのサラマンダーについての情報をお伝えしていきたいと思います。


サラマンダーは、炎の中に住み、炎を自由自在に消したり燃え上がらせたり出来るトカゲの姿をした精霊です。


精霊の存在は世界中で信じて来られましたが、その中でもサラマンダーは一際知名度の高い精霊だと言えます。
その知名度に最も影響を及ぼしたのは、中世の医者であり錬金術師でもあったパラケルススの「妖精の書」でした。

その中で、サラマンダーは四大精霊のひとつ、火を司る精霊とされていました。
これ以降はトカゲの姿とされていますが、以前は女性の姿や人形であるとも伝えられていました。


同じ四大精霊のひとつ、ウンディーネが人間に好意的だったことに対し、サラマンダーは人間と不仲だったとされています。
ですが錬金術師の間では、鉄から金を生み出す「賢者の石」を作るため、このサラマンダーが必要だったとされていたとか。


このような火を司る精霊ですが、元となった生物は山椒魚だと言われています。
山椒魚の英語名は「サラマンダー」であり、古代より山椒魚は火に強いとされていました。


また、サラマンダーの皮として炎にくべても燃えない生地などが古代より出回っていましたが、これの正体は繊維状の鉱物である石綿(アスベスト)だったと考えられています。



デザイン・創作に使えるポイントやキーワード
・燃えることのない体
・バルカン(別名)
・四大精霊
・山椒魚



こうした情報を踏まえ、創作などに取り入れてみるのも面白いかも知れません。

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