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【1980年前後の洋楽】③ ロックバンドの珠玉のバラード('70s後半)

1980年前後の洋楽が大好き。

よく聴いてた大好きな曲を、記録を兼ねて、個人的な好みのままに並べています。

よかったら聴いてみてください。

今回は1970年代後半のロックバンドのバラード。
ロックバンドのバラードってどうしてこんなに沁みるんだろう。
美しさ切なさに心掴まれる6曲です。


■Aerosmith(エアロスミス)

「You See Me Crying」1975年
(僕を泣かせないで )

エアロスミスはデビューした'70年代も有名な曲多数で、好きな曲もいっぱいある。
その中で数少ないバラードはほんとに美しく…。

この曲は、切ないメロディと美しいピアノ、優しいギター、
そしてスティーヴン・タイラーの歌い方が最高にエモく、とくに後半高まっていくところの高音は震える。

1973年の1stアルバムに収録の「Dream On」も沁みるけど、
「You See Me Crying」はラブ・バラードということで甘さや柔らかさも加わり、
音やメロディの奥行きも増して、より切なさが沁みてくる。



■Queen

「You're My Best Friend」1975年
(マイ・ベスト・フレンド)

ベースのジョン・ディーコンの作詞・作曲。
1976年にアルバムからシングルカットされた。

温かみと深みのある落ち着いた曲調。
純粋で温かい歌詞もいい。

心地良いドラムとベース、特徴的なエレクトリック・ピアノの音、そして存在感たっぷりのしなやかなギター、それぞれが見事に絡み合い美しく響いてくる。
フレディ・マーキュリーの少し抑え気味のまろやかな歌声もいい。



■KISS(キッス)

「Beth」1976年
(ベス)

ドラムのピーター・クリスの作詞・作曲。ボーカルも。

優しいピアノの音、美しいストリングス、そしてハスキーでピュアな感じの歌声が沁みる。
温かいバラード。
キッスの他の曲との差にもシビレる。



■Boston(ボストン)

「A Man I'll Never Be」1978年
(遥かなる想い)

最初の歌い出しから心掴まれる。
メロディも歌声もピアノも美しい。
そこに加わるギターも美しく…。

曲を通して流れるように鳴り響くギターがやはり印象的。
主人公の思いのようで切ない。
伸びのある歌声との重なりも心地良い。

後半のギターソロは圧巻。重厚かつ切ない響きに胸が震える。



■TOTO

「99」1979年

イントロのピアノから切なく、
間奏、アウトロも美しく、
曲を通してずっと切なさ溢れるラブ・バラード。

「99」は女性の名前。
人が番号で管理される未来の社会を描いた映画(ジョージ・ルーカスの監督デビュー作)から影響を受けた曲と言われている。



■Daryl Hall & John Oates(ホール・アンド・オーツ)

「Wait for Me」1979年

ロックバンド、ではないが、
アップテンポなものが多い彼らの楽曲の中でバラードはやはり沁みるし、その中でもこの曲の切なさは断トツだと思う。

イントロのギターの切ない感じがたまらない。
メロディもサビも、演奏も歌声も、全部が切なくて美しい。心震える曲。


最後まで見ていただきありがとうございました。

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