発達障がいというよりスペシャルニーズ
スペシャルニーズという表現
私は発達障がい者、グレーゾーンのことをよく考えます。
キャリアコンサルタントという仕事柄もありますし、ごく身近な人もそうだし、私もかなりの多動なタイプだと思うからです。
以前からなんとなく違和感のある発達障がいという言葉。
なぜなら発達障がいは病気というより特性だからです。
環境との不一致によって生きづらさが強まり、うつ病など精神疾患に至ることもあります。人により違いはあるのですが。
そんな中、スペシャルニーズという言葉を見つけました。
日野公三先生(内閣府認定特区明蓬館高等学校 学校長・理事長)
が使われています。
https://blog.benesse.ne.jp/yellandlink/interview/school_education/1.html
しかし、そもそも考えてみると人はみな「スペシャルニーズ」なのではないかな、と思います。
スペシャルが多かったり少なかったりするけれども、みんなそうだと考えたらすっきりするような気がしています。
映画「みんなの学校」からインクルージョンを
ダイバーシティ&インクルージョン、少しイメージしにくいこともあるかもしれません。
以前、観た映画「みんなの学校」(ドキュメンタリーです)これはインクルージョンの世界でした。
不登校も特別支援学級もない、みんなが一緒に学ぶ大阪の公立小学校、子どもの元気があふれている学校です。
http://minna-movie.jp/
分かり合うことの大切さ
校長先生 木村泰子先生がとてもパワフルで信念のある方でした。
「人に迷惑をかけないように」と言われ続けた子どもの末路 という記事を書かれています。
https://seishun.jp/entry/20201116/1605517200
自分の子どもが「クラスに授業中、騒ぐ子がいて困る」と言ってきたら、親のあなたはなんと声をかけますか?という悩ましい問いです。
私はどうしてたかな…どうするかな…と自問しました。
(みんないろいろあるからねぇ・・・と言ってたかもしれません)。
分かり合うことは難しい、分かり合おうとすることが大事だと気付かされます。
最後まで読んでくださってありがとうございます。