さよならマエストロ 1話・2話 楽曲まとめ
昨年末から放送を楽しみにしていた『さよならマエストロ』。主演が指揮者役で西島秀俊さん、娘さん役で芦田愛菜さんという大好きな俳優さんたち！家族をテーマにしたドラマのようなので、演技が上手なおふたりにピッタリだなと思って視聴しています。いつか泣かされそう。
ウィーン国立歌劇場での演奏 1曲目
ヨハン シュトラウス2世：『狩り』
ウィーンの街並みを燕尾服で疾走する西島さん、素敵です。私はシュトラウスもウィーンフィルも大好きなので、そんな場所で活躍中の指揮者という設定が個人的には嬉しかったです。ニコニコした指揮も、良い雰囲気です。
あと、芦田愛菜さんがバーンスタインの話をしているのですが、いまNetflixでバーンスタインの生涯を描いた映画が配信中なので、併せてご紹介します。指揮者代理の話は冒頭に。最後のマーラーは俳優さんの迫力が画面越しで伝わってきます。本物の映像かと思いました。
ウィーン国立歌劇場での演奏 2曲目
シューマン：交響曲第三番『ライン』第一楽章
演奏しているのは、昨年末に来日していたウクライナ国立歌劇場管弦楽団だそうです。演奏場所はウィーンじゃなくて東京オペラシティホール。
同楽団は2023年12月29日と30日にオペラシティで来日コンサートをしていたそうなのですが、その合間に撮影したのでしょうか。日本のドラマのために、大変有難いですね。
晴見フィルのコンサート
ベートーヴェン：交響曲第五番『運命』
今回、西島さん演じる夏目が立て直すオーケストラはアマチュアオーケストラのはずなのですが、演奏者の皆さん上手すぎます(笑)
2話：オープニング
ロッシーニ：『ウィリアムテル序曲』
晴見市は架空の町で、実際は富士市が撮影場所として使用されているそうです。青空と富士山を背景に自転車で爽快にゆく西島さん、なんだか可愛らしくて愛されるキャラクター感が出ています。アクリルスタンドにして販売しいてほしいな。
高校生の天音ちゃんが口ずさんだ曲
ヨハン・シュトラウス２世：『皇帝円舞曲』
私もシュトラウス、聞くのも弾くのも大好きです。ヴィオラはひたすら後打ち担当なので、ぼーっとしてるとたまに落ちますが、メロディが明確なので戻るのも簡単(ひどい)。学生時代、ウィーンフィル団員さんやウィーン国立音大の教授先生と一緒に演奏する機会が何回かあったのですが、ウィンナワルツのあの雰囲気を出すのは本当に難しいです。みんな朗らかでなめらか。日本人が演奏するとドスコイワルツになるんだよね。
フルートの瑠李が歌った曲
ビゼー：『カルメン』よりハバネラ
チェロの蓮が演奏していた曲
バッハ：無伴奏チェロ組曲第６番よりサラバンド
夏目と蓮が演奏していた曲
バッハ：無伴奏チェロ組曲第6番から ガヴォット
響が過去演奏していた曲
メンデルスゾーン：バイオリン協奏曲 2楽章
Spotifyだと2楽章が出てこないので、高松あいさんのYouTubeチャンネルをご紹介します。1楽章が超有名なのですが、寒暖差で風邪ひきそうなほど、2楽章は優しく美しい旋律。ぜひご本人の解説付き動画を見てみてください。
いまのところコンマスのキャラクターが意味不明なのですが、徐々に団員の人となりもわかってくるのかな？次回の放送も楽しみです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？