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常識を覆された大学受験 〜イギリス大学進学への道 #7〜

願書を提出後、日本の受験のような緊張感も、ドキドキもなく、あけっなく、合格通知が来たのは、10月の終わり、第3希望の大学だった。

これで一応、ポジのイギリス大学に進学したい!という夢は叶う。でもポジの同級生たちが必死で受験勉強をしているなか、本当にあっけなく合格したので、なんというか日本の大学の受験との違いに、これっていったいなんなんだろうかと、理解が難しかった。

これまで当たり前に大学受験というもののイメージを日本の大学受験に当てはめて考えていたのに、日本という国を一歩出たら、こんなにも違っているのか?

今までの大学受験という概念が一気に崩れ去り、わたしの中の常識ってなんだったのかとポカリと空虚な気持ちにさえなった。

もちろんポジは英語の勉強は一生懸命やってた。でも、ほかの受験生とは比べものにはならない。

きっとそれはほんの一つのカルチャーショックにすぎなくて、世界に一歩踏み出すということはそういうことなんだと、頭でわかっていたつもりのことをまざまざと感じることになった。

そして第一希望、第二希望はiELTSの条件があり、ポジはまだクリアしていなかったため、条件付き合格通知が来た。あとは入学までにiELTSの受験で基準値を超えれば正式合格となる。

自分自身も、視野の狭いおばさんになりたくない!と、子育てしながらの正社員継続や、海外出張など、人と違うことを好んでチャレンジしてきたつもりだったけれど、大した違いでもなければ、たいした視野の広さでもなかったのだ。

世界って想像できないぐらい広くて、未知なんだ。でも、少しの勇気と好奇心さえあれば、踏み出せる、手の届かない場所ではないということをポジから教えてもらった気がした。


『好き』を仕事にするために、始動し始めました。まだまだ卵にもなりかけてない構想ですが、徐々にnoteでも公開して行きます!