肩書きのない魅力 〜古着の魅力と可能性〜
このスカーフと出会ったのは、イギリスの小さな街。娘の留学準備で一緒に渡航した際、大学のキャンパスに古着屋さんがテントで出店していて見つけました。
マフラーもスカーフも、テイストがグチャグチャな山の中から、私を呼んでいたような、、、。
家に帰って丁寧にアイロンをかけて、カーキのワンピースを合わせて。
タグがないからわからないのですが、おそらく生地は化繊で高価なものではないです。とにかくこの柄に惹かれました。
自分が良い!と思える、その感性だけを頼りにモノを選ぶ。メーカーモノもそうではないモノもごちゃ混ぜの中から。色眼鏡がかからない、そういう過程が、本当に好き。
そんな感覚を思うとき、星の王子様で読んだお話を思い出します。
友達ができた、と大人にいうと、どこで?どんな遊びが好きな子?どこに住んで、どんな家族がいるの?
大人は友達という存在そのものじゃなくて、その所属を知って初めて友達という存在を理解する。
数字や地位など、そのものの本質を忘れた経済活動が、氾濫してるよなぁと。本当に最近そう思うのです。そして私自身もそんな経済活動に翻弄されてます。
だからこそ、古着を選ぶ過程はそんな裸のままの衣服の存在価値に触れられる。そんな感覚が心地がいいのかもしれません。
『好き』を仕事にするために、始動し始めました。まだまだ卵にもなりかけてない構想ですが、徐々にnoteでも公開して行きます!