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本格的に引きこもりを始めた14才

完全に引きこもりになったのは間違いなく中学2年生の時だったと思う。休み時間に軽い発作を起こし救急車で運ばれる事になった。それからしばらく検査のため通院する事になったのだが、それも含めて段々と学校へ行く足が遠のいてしまった。

朝、親に「頭が痛いから今日は休みたい。」とゆう。母が学校へ休みの電波を入れてくれる。それで1日が終わる。家の前が通学路だったため学生の声が聞こえなくなるまでは布団に潜りじっと時間が過ぎるのを待った。

毎朝10時ごろからやっと布団から出る。親は共働きで夜まで帰ってはこない。祖母と祖父が一緒に暮らしていたが、2人とも何も言わずにいてくれた。

30年経った今記憶にあるのは毎日暴れん坊将軍の再放送と、笑っていいとも!を観ていたとゆうことだけ。

20代の頃は中学時代を思い出すたびに無性に腹が立ち、体が暑くなっていたが40才過ぎた今はただの過去でしかないとやっと思えるようになった。

ただ残念なのは、学校にいけなかっかったことよりも時間を無駄にしてしまったとゆう後悔。ただ部屋にこもって妄想に耽るより図書館なり体育館なり、もっと違う時間の過ごし方があったのではないかと思う。それだけが悔やまれてならない。


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