見出し画像

山口周の『ニュータイプの時代』: 価値の軸を見つける旅

皆さんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?
最近、私は朝の散歩にはまっています。
実は、埼玉県の盆栽村近くに住んでいまして、盆栽の美しさやその空気を楽しんでいます。

今回は、山口周さんの『ニュータイプの時代』という書籍の感想を共有します。


山口さんによれば、ビジネスの価値は問題の解決から問題の発見へとシフトしているとのこと。

例えば、ビジネス領域でよく出題される問題で「エレベーター問題」があります。ビルの遅いエレベーターに対する不満を解決するためのアプローチをみつけましょう。というもの。

一般的には、ではエレベーターの本数を増やそうなど、「遅い」を解決するにフォーカスしますが、エレベーターの待ち時間を「楽しい、有意義」にするものとして、鏡を置くという手法も考えられます。

ネクタイがズレていないか、髪は整っているかなど、待つ時間があるおかげで自分を整えることができる価値へと変換しているんですよね。

恐らく、問題の発見の要素の一つとして、本当の問題は何か考えて、課題を再定義する能力なんじゃないかなと感じました。

さらに、山口さんは業種や働き方に固定する必要はないと指摘しています。私自身も転職を経験し、現在は個人事業主として活動しています。

しかし、どんな価値を提供したいのか、その軸は明確にする必要があると感じてます。
例えば、
・最適化や人の活力を引き出す
・高いパフォーマンスの組織作る
など、世の中には「価値」と感じるモノはたくさんありますが、それをどのように生み出すかは多様にあります。

イキイキとした組織を作りたいのであれば、組織開発コンサルというポジションではなくとも、広報として、社内報をつくる。マネージャーとして、部下が独り立ちできるように育成し、リクルートのような文化を作る、これもイキイキした組織をつくる要素に繋がっていきます。

そのため、どんな価値を生み出したいのか考えたうえで、ポジションを決めることは大切だと捉えました。

では、今日はこの辺で。
みなさまの一日が有意義でありますように。
それでは、ごきげんよう👏

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?