散歩で公園に入ったりゲートボール場の横を通った。日記20240420

AM10頃に起きてだるいなと思って1ミリも動きたくなかった。読書もしたくないしアニメも観たくない。とにかく楽な体勢を見つける。ぼーっとしていながら、過去の経験を思い出す。以前までこんなにだるい時は何をしたっけ?そうだ、飯だ。飯を食べてなかった。

だるいがパンの上にハム、ツナ&マヨネーズ、チーズをのせてトーストで4分焼く。焼けて食べたらやっぱり原因は飯だった。飯を食べたら急に体を動かしたくなった。マイケルジャクソンのフォーをやってしまう。下手なムーンウォークからのフォー。犬にやった。犬のなんだこいつという目は気にしない。気にしても将来にデメリットはない。

気分が良くなって散歩に行く。公園に行ったら家族連れが公園の芝生のド真ん中でお花見をしていてかっこよかった。1歳児ぐらいがフラフラしてなんとか立っていた。ガンダムの第1話で初めてガンダムが立った時を思い出した。1歳児の顔は力士の高見盛に似ていた。

公園の周りを歩いてみると、以前は生えていたツクシがなくなっている。まさか取られたか。公園の中の山菜を取るのは違法ではないのか。無性に悔しくてたまらない。先日、つくしを天ぷらにして食べられることをネットで知ったのに。公園のそばに敵がいると強く認識して公園をあとにする。

家に帰ってる時、高齢者達のゲートボール場の横を通る。全員をくまなく見るとちょうどいい高齢者だ。例えばおじいさん。幼稚園児とキャッチボールはできるけど、12歳とはできないぐらいのおじいさんだ。12歳の孫とキャッチボールをしてグローブの先端でボールをはじいてメガネに当たり割れて、孫に「大丈夫、大丈夫、さぁもう1球♪」と笑顔で言って汗を流したあと家に帰り、おばあさんと新しいメガネを購入しにいった帰りに、おばあさんに「もう激しく運動する年齢じゃないのよ」と諭されてゲートボールを始めたっぽい高齢者だ。

もう動きにワシもまだまだ若いんじゃよというキレはない。ボールまで歩くときもみんなと談笑しながらゆっくりと歩く。趣味の園芸、水泳、孫との遊び等の話をしていると思う。もうゲートボールでもなんでもいいのだ。適度に動いて人と話せれば幸せの1日だと思っていると思う。すごくほのぼのしていて平和な空間だ。

僕はこの空間に女優の檀れいさんを送り込みたい。おじいさん達は胸が高鳴りさっきまでふにゃふにゃと歩いていたのが、エリート営業マンのように大きな歩幅でキレキレに歩くだろう。盆栽や孫の話なんかやめて、ヒョウのように地面に伏せボールの通り道を見極め、華麗にショットを決めるだろう。

ハイスコアを徹底的に取りに行く鬼と化すのだ。今の高齢者は高度経済成長を支えた元企業戦士。目的のためなら手段を選ばない。激しい戦いが幕を開ける。そんな戦いを観たいと、ほのぼのとゲートボールをするおじいさん達を観て思った。そんな今日の散歩だった。
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